1. はじめに

体のバランスが崩れやすい生活様式。体の不調の原因は『休みなさい』というメッセージ?

私たちの身体は、知らず知らずのうちに負担のかかる場所をかばって生きています。利き腕や生活様式によって、筋肉の付き方や姿勢も変わり、結果として身体のバランスが崩れることがあります。このバランスの崩れが、病気の症状として現れることもあります。

2. 体のバランスの崩れとその影響

風邪の症状である熱や咳は、体に取り込まれた異物を排除する反応であると同時に、体を休ませるためのメッセージとも考えられます。そのため、体のバランスを整えることを意識することが重要です。

3. 風邪の症状と体のメッセージ

以下は、簡単な体のゆがみチェックです。ひとつでも当てはまるものがあれば、身体がゆがんでいる可能性があります。

4. 簡単な体のゆがみチェック

  • 左右の肩の高さが違う
  • 足を組むクセがある
  • O脚やX脚である
  • 背骨が左右どちらかに傾いている
  • 猫背気味である
  • 足の重心が左右どちらかに傾いている

5. 重心のバランスと陰陽の関係

重心のバランスが崩れると、そのバランスを補おうとして身体に負担がかかり、痛みや熱が生じます。また、陰陽のバランスと血液の流れも密接に関連しています。極端に陽に傾けば炎症が、陰に傾けば酸素不足が生じ、様々な不調や病気を引き起こします。

6. 体のバランスを整える方法

体のバランスを常に意識し、偏りを感じた時は改善することで、体調は変化していきます。肩こりや腰痛、頭痛や腹痛などの痛みや凝りは、身体からの大切なメッセージです。

医聖ヒポクラテスの名言にあるように、「人間は誰でも百人の名医を体の中に持つ」。身体は大切なメッセージを発しています。発熱や咳も、体にとっての異物を排除しようとしている状態かもしれません。

現在の医療には即効性や痛みを取る対症療法としてのメリットがありますが、体と対話し、バランスを取ることが大切です。どんなに医療が発達しても、一番の名医は自分の体の中にいます。自分の身体と向き合い、欲していることを理解することが、身体のバランスを整えるスタート地点です。

具体的に身体のバランスを整える方法をいくつかご紹介します。

  1. 断食でデトックスする
  2. 裸足でバランスを修正する
  3. 思い切り休む
  4. ストレッチやマッサージで血行を良くする
  5. つま先着地運動や筋トレで体を陽の状態に傾ける

7. 地下足袋シューズの効果

陰陽のバランスを考え、疲れている時は休む、運動不足で陰に偏っている時はストレッチをして血液の流れを良くするなど、身近に実践できることはたくさんあります。ちょっとした工夫や2、3分のエクササイズで不調が改善することもあります。

特におすすめしたいのは地下足袋シューズです。裸足がベストですが流石に外を裸足はハードルが高いので、私は地下足袋シューズをオススメしてます、地下足袋シューズで私は不調が改善しました。最初に履いてみると、自分の体のバランスが本来の状態とかけ離れていることに気づきます。靴の形や歩き方、荷物の持ち方や足の組み方など、人は皆、何らかの癖や慣習からバランスが崩れていても気づかずに生活しています。

地下足袋シューズは足裏全体でバランスを取るため、体全体でバランスを取ります。そのため、体全体が元に戻ろうとして動きます。ニュートラルな状態に慣れてくると、姿勢や体幹が改善されます。日々の習慣や筋肉の付き方、バランスの崩れ方によっては、数回履いたくらいでは効果が感じられないかもしれませんが、一日少しずつから始めて、徐々にバランスを整えていきましょう。

今はオシャレな地下足袋シューズもたくさん販売されています。夏、浴衣を着る季節を地下足袋シューズと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

8. 心と体のバランス

バランスのゆがみは身体だけでなく、心にも影響します。違いを認め、その瞬間、その場面、その人それぞれにあった対応策を考えることが大切です。身体の状態、バランスに応じて体のケアを考えることも、バランスを整えるうえで重要です。

正しい、間違い、良い、悪いと決めつけず、おおらかに「それもありだな」と認めることが大切です。自分とは違う考えであっても、「それもあり」と受け止めることです。

9. まとめ

体に良いと決めつけてしまうと、体に合わない時の拒否反応や副反応に対し、冷静に対応しにくくなります。病気に対する世間の常識は反応が無いことが良いとされていますが、反応があることが身体からの大切なメッセージかもしれません。

反応や症状を大切にし、原因を推測し、生活習慣を見直し、体のバランスを見直すことが重要です。一つ一つのことにおおらかに向き合い、自身の体を慈しみ、心地よく自然に過ごすことを願っています。