ハーツデンタルクリニックのブログ -2ページ目

ハーツデンタルクリニックのブログ

千葉、東京、埼玉でオーダーメイド型の治療・サービスを提供する歯科医院です。

皆さんは銀歯の耐用年数がどれくらいかご存知ですか?
銀歯の耐用年数は平均で約5年と言われております。

銀歯は、経年劣化により5年程度経過すると、銀歯と自分の歯との間に隙間が発生し、その隙間がむし歯になってしまい、その治療でまた銀歯を使用するとなると、より広範囲部分が銀歯になる可能性が高くなります。

新しい銀歯も耐用年数は同じなので、必然的に通院回数が多くなり、費用、お口のダメージも回数が進むにつれ大きくなっていってしまうのです。
銀歯による被せ物は、時間経過とともに劣化し、割れてしまったりします。さらに、銀歯は自分の歯よりも固いため、隣接する歯やかんだ時にあたる歯を痛めることがあります。
いたんだ歯を放置していくと、むし歯の原因となってしまいます。

ginba1_ame


また、銀歯による悪影響はむし歯以外にも存在します。
それは、口の中にある、銀歯を含む金属の人工歯が原因で金属アレルギーによる電流が発生し、その身体に様々な悪影響を及ぼすことです。
ちなみに、金属アレルギーの元になる電流をガルバニー電流といいます。

皆さんは銀紙や、スプーン、フォークを咬むとピリッとするような感じを経験した事はありませんか?
これは、通常は異種金属が触れ合うことで発生するのですが、唾液で電導性の高まっている口腔内では、1種類の金属でもガルバニー電流が発生しうることがあり、その結果、発疹、体の痛み、不眠、疲れなどの自律神経症状を引き起こしてしまうといわれています。

ただ、短時間であれば、ガルバニー電流への悪影響はほとんどありませんが、銀歯を含む金属の人工歯を入れていると、常にガルバニー電流での危険性と隣り合わせになるため、身体に様々な悪影響が増す可能性が高くなるのです。

このように銀歯による悪影響はいろいろな面で存在します。
その他の悪影響については、別の機会で提示致します。