夫婦ふたりで2LDKのマンションから、現在の一軒家に引っ越しをした時の話です。私達はとにかく本が大好きで、マンガ・小説・雑誌、ジャンル問わず買っていたので、引っ越す時にはかなりの量になっていました。
要らない本は処分しようかとも思ったのですが、新居には2階に「本だけを置く部屋」を作っていたので、折角だから全部持って行くことにしたのです。なにせ量が多いので段ボールに詰めるのも大変でした。最初は、あまり重たくならないようにバランスを考えて詰めていたのですが、あまりの多さにしんどくなってしまって、途中から結構雑にドカドカ入れている自分が…。そしてあっという間に引越し 時間が無いがなくなってしまいました。

でも、「ギリこれくらいなら大丈夫だろう」と思うくらいで止めてはいたつもりだったのです。それから後日、引っ越しの日。若いお兄さん達がせっせと部屋からトラックへ荷物を運んでくれていたのですが、「うっわ~これマジか!」と大きな声。その方を見たら、私が後半詰めた本が入った段ボールでした。

心の中では「重すぎる!と思っても声に出さないのがプロでしょ!」と思っていたのですが、さすがにそれから同じようなニュアンスのことを4.5回言われたので、トラックへの荷物運びが完了して新居に向かってもらう時に休憩をしていただこうと、早めに5000円包んで一番キャリアが長そうな方に渡しました。

それから、私達も新居へ。新居には主人の両親も来ていたので、一緒に少しずつキッチン道具などを納めていました。すると、またしばらく経って「あ~、またこれか!」、「これめっちゃありえん重さなんで」と若いお兄さん達の声。道路でしたが、あれは丸聞こえです。申し訳ない気持ちももちろんありましたが、そこまで言う?と正直怒りが…。

でも、それから少し経つとそういった言葉が出なくなったのです。後で聞くと、義母はあまりにその人達に申し訳ないのと、これ以上は聞いていられないと思い、一人一人に包んだものを渡していたらしく…。いくら包んだのが金額は聞いていませんが、私のこの雑な性格がいろんな人に迷惑をかけたことをただただ反省したのでした。