雪の日1

2014年のバレンタインデー。

横浜は先週に引き続き、
とんでもない大雪に見舞われています。
交通機関や路上も大きな影響を受けています。

この写真は今日の帰宅時間帯の家のそば。
よく見ると、木がなぎ倒されています^^;;


雪の日2


わりと横浜中心部より高台にあったりするのと、
周囲が雑木林と畑が多く、
見た目すっかり雪国みたいです。


そんな2014年のバレンタインデー。

少しはまったりと暖かい気持ちになれる曲をと思い、
この曲を選びました。


ポール・マッカートニー「マイ・ヴァレンタイン」


おととし、2012年のポールのアルバム、
「キス・オン・ザ・ボトム (Kisses On The Bottom)」は、
ポールが影響を受けたジャズのスタンダードナンバーを中心に選曲された
カバーアルバムだったのですが、
その中に収録された2曲のオリジナルの新曲の中の1曲。

アルバムを通して参加している、ダイアナ・クラールバンドのメンバーと、
ゲストにジョー・ウォルシュ、エリック・クラプトンが奏でる美しいメロディと、
優しい愛の言葉で綴られたラブソング。


①このアルバムのナンバーをハリウッドのキャピトルスタジオで
 ライブレコーディングされた模様が収められたライブDVD、
 「Live Kisses 2012」の映像から。




②ポール自身が監督を務めたこの曲のPV。
 ナタリー・ポートマンとジョニー・デップの表情が絶妙です。



☆Paul McCartney "My Valentine" from the album "Kisses From The Bottom"


What if it rained?
We didn't care
She said that someday soon
The sun was gonna shine
And she was right
This love of mine
My Valentine

>> 雨が降ったらどうするんだい?
>> そんなこと気にしないわ
>> 彼女は言った、そのうちすぐ
>> 太陽が輝きだすのだからと
>> そう彼女は正しかった
>> ボクの愛しい人
>> マイ・ヴァレンタイン

As days and nights
Would pass me by
I tell myself that I was waiting for a sign
Then she appeared
A love so fine
My Valentine

>> 昼と夜とが
>> ボクのそばを通り過ぎていくたび
>> ボクはそのサインを待ち続けているんだって言い聞かせてきた
>> そしたら彼女が現れたんだ
>> 愛ってなんて素敵なんだろう
>> ボクのヴァレンタイン

And I will love her for life
And I will never let a day go by
Without remembering the reasons why
She makes me certain that I can fly

>> だからずっと彼女を愛し続けるよ
>> 一日中何もないなんて有り得ない
>> ずっと忘れないでいられるその理由を
>> ボクは空だって飛べることを彼女が確信させてくれたのだから

And so I do
without a care
I know that someday soon the sun is gonna shine
And she'll be there
This love of mine
My Valentine

>> だからボクはそうするよ
>> つまらないことは気にしない
>> そのうち太陽がまた輝き続けるってわかるから
>> だから彼女はここにいるんだね
>> ボクの愛しい人
>> マイ・ヴァレンタイン

What if it rained?
We didn't care
She said that someday soon
The sun was gonna shine
And she was right
This love of mine
My Valentine

>> 雨が降ったらどうするんだい?
>> そんなこと気にしないわ
>> 彼女は言った、そのうちすぐ
>> 太陽が輝きだすのだからと
>> そう彼女は正しかった
>> ボクの愛しい人
>> マイ・ヴァレンタイン


ポールの現在の奥さんである、ナンシー・シェベルと
結婚前にモロッコで休暇を取っていた際に、
ナンシーが語った言葉をヒントに作られたというこの曲。

ヴァレンタインとは、明確に語られていないけれど、
その人の名前かもしれないし、
単に愛しい人として表現した言葉かもしれない。

日本ではバレンタインデーは
女性からの愛の告白の日のように語られているけれど、
どちらからということなく、
それぞれがお互いにいい時も悪い時も支えになってくれていることへの
感謝を言葉に表す日であってほしいなって思います。


この曲、2012年のグラミー賞のライブステージでお披露目されていて、
以前、ブログでもその時の動画を紹介しているのですが、
現在は見ることができなくなっています。
(ので、リンクは貼ってません)

この「キス・オン・ザ・ボトム」は、
ダイアナ・クラールのバンドメンバーが中心となってサウンド面で参加したほか、
エリック・クラプトンやスティーヴィー・ワンダーなど
多くのミュージシャンの参加によって作られた、
カバー曲中心のアルバムでしたが、

昨年リリースされたオリジナル最新アルバム「NEW」では一転して、
アデルなどのプロデュースで知られるポール・エプワースのプロデュースのもと、
大半の演奏をポール一人でこなしているオリジナルアルバムで、

今年のグラミー賞授賞式のステージでは、
ビートルズがライフタイムアチーブメントアワード(特別功労賞)を受賞した
その記念として、ポールとリンゴ・スターが参加し、
ビートルズナンバー・・・でなく、この「NEW」からのセカンドシングル、
「クイニー・アイ(Queenie Eye)」を演奏していましたね。



オノヨーコさんも観客席で踊ってましたね。

さらにこの翌日にも、
TVの「エド・サリヴァンショー」で演奏してから50年経つのを記念して、
当時の雰囲気そのままのライブステージをリンゴとともに、
こちらはもちろんビートルズナンバーを演奏していました。
PVにも出ていたジョニー・デップやスティーヴィー・ワンダー、
デイブ・グロール、アリシア・キーズなどもゲスト参加していました。


そうそう、今年のグラミー賞授賞式関連の記事がまだでしたね。
次回、いくつか紹介したいと思います。


雪の日3

こんなに雪のかぶった梅の花も(2月10日撮影)

雪の日4

日が照れば1日でこんなに花を見せてくれるのです。


今年のバレンタイン。
雪は大変でしたが、何かいいことありましたか?


キス・オン・ザ・ボトム/ポール・マッカートニー

¥2,600
Amazon.co.jp