大方の人は、すでにGW休暇も終了してしまっていると思いますが、
2日出てもまたすぐ休みが来るものだから、
11連休くらい取った人もいるのでしょうね。
まあ、別にGWに限ったことでなく、
梅雨までのさわやかな季節、外に出かけるにも気持ちのいい時です・
まあ、まだGWの写真引きずってますが。(笑)
前回の記事でも書いたのですが、
いつも携帯しているミュージックプレーヤーには、
定番で入っている曲も何曲もあって、
この季節に限らず、外で聴くにはもってこいの曲がいくつもあります。
もっとも、今回みたいに山方面に来ていても、
思い切り海のイメージのエア・サプライやJDサウザーなんかも、
聴くことになるのですが。
そんななかで、山で聴いても、海で聴いても、もちろん街中でも、
昼間の空の下で、風を感じながら聴くことのできる曲。
アメリカ「ヴェンチュラ・ハイウェイ」
イントロや間奏のアコースティックギターが印象的な、
ドライブ感たっぷりのさわやかなアメリカンロックナンバーです。
①音源はオリジナルですが、おそらくトルコの観光名所を紹介するために
作ったと思われる動画。1曲分では紹介しきれずに2度同じ曲が流れてきます。
②当時のメンバー3人によるライブ映像
☆America "Ventura Highway" from the album "Homecoming"
1973年Billboard Hot100 最高位8位
Chewing on a piece of grass
Walking down the road
Tell me, how long you gonna stay here, Joe?
Some people say this town don't look good in snow
You don't care, I know
>> 芝生のかけらをかみしめながら
>> 道を歩き下っていく
>> 教えてくれ、どのくらいここにいるつもりなんだい、ジョー?
>> この街じゃ雪になるとどうしようのないっていうやつもいるんだ
>> おまえは気にしてないんだろ、知ってるさ
Ventura Highway in the sunshine
Where the days are longer
The nights are stronger than moonshine
You're gonna go I know
>> ヴェンチュラ・ハイウェイ、陽の光が差し込んでいる
>> ここは日中の時間が長い場所
>> 夜は密造酒よりも強烈な場所
>> 行くつもりなんだろ、わかってるさ
'Cause the free wind is blowin' through your hair
And the days surround your daylight there
Seasons crying no despair
Alligator lizards in the air, in the air
>> なぜなら、そこは自由の風が君の髪を優しくなで
>> そして、毎日そこは君にとっての陽の光が取り囲んでいるんだ
>> 絶望に打ちひしがれることなく季節はめぐる
>> トカゲが空に浮かんでいるぞ、空の上に
Did di di di dit ...
Wishin' on a falling star
Waitin' for the early train
Sorry boy, but I've been hit by purple rain
Aw, come on, Joe, you can always change your name
Thanks a lot, son, just the same
>> 流れ星が降ってくることを願いながら
>> 朝早い列車を待っている
>> 悪いな坊や、オレはパープルレインに打たれていたんだ
>> ああ、来いよジョー、おまえはいつだって名前を変えられる
>> ありがとうな、坊や、そのままでいろよ
Ventura Highway in the sunshine
Where the days are longer
The nights are stronger than moonshine
You're gonna go I know
>> ヴェンチュラ・ハイウェイ、陽の光が差し込んでいる
>> ここは日中の時間が長い場所
>> 夜は密造酒よりも強烈な場所
>> 行くつもりなんだろ、わかってるさ
'Cause the free wind is blowin' through your hair
And the days surround your daylight there
Seasons crying no despair
Alligator lizards in the air, in the air
>> なぜなら、そこは自由の風が君の髪を優しくなで
>> そして、毎日そこは君にとっての陽の光が取り囲んでいるんだ
>> 絶望に打ちひしがれることなく季節はめぐる
>> トカゲが空に浮かんでいるぞ、空の上に
Did di di di dit ...
最初、さわやかな曲なので、「キミ-ボク」式に訳していたら、
なんか様子が違う、意味がよくつかめなくて、
よくよく歌詞をなぞっていると、アメリカの田舎町の道の途中で、
中年オヤジが旅する若者を捕まえて、あーだこーだ言っている、
そんな雰囲気の曲なんだということがわかりました。
ただ、抽象的な表現がこの曲も多くて。
Alligator lizards:カリフォルニアのワニトカゲということ
らしいのですが、それに飛んでるって、それは雲のこと?
それとも何かを意味しているのかがよくわからなかったのです。
あるいは、パープルレインに打たれてっていう表現もよくわからなくて、
お酒でも飲んでくだ巻いてるのか、あるいはもっとドラッグ的意味なのか。
(当たり前ですが、プリンスの「パープル・レイン」ではありません)
いずれにしろ、ちょっと田舎町に行くと出会いそうな不思議な親父の
独り言と思って聴くと、旅先でなんとなくさわやかに聴いていたイメージが
ちょっと変わりました。
アメリカ(バンド名です)は、元々はイギリスのロンドンに在住していた
米軍兵士の息子たち3人で作ったバンドで、
70年代初頭に、「名前のない馬(A Horse With No Name)」が、
全米No.1になったのをきっかけに、アメリカに活動拠点を移した、
そう聞くと、ややこしいバンドですが、
この曲の他にも、「金色の髪の少女(Sister Golden Hair)」や、
「風のマジック(You Can Do Magic)」など、本当に風を感じさせる、
さわやかなナンバーの多いバンドです。
この曲にもありますが、「ディディディ・・・」だの、
「ドゥドゥドゥ・・・」だのとスキャットも良く取り入れられていて、
誰にでも親しみやすい感じがありますね。
現在は、80年代前半に脱退した1人のメンバーを除くメンバーで、
変わらず新作を作り、ライブ活動を続けています。
また、この曲のイントロや間奏で印象的に使われているギターを
サンプリングで使って大ヒットしたのが、
ジャネット・ジャクソン、2001年のアルバム、
「オール・フォー・ユー(All For You)」収録曲、
「サムワン・トゥ・コール・マイ・ラヴァー(Someone To Call My Lover)」
です。
GW旅の写真、もう少しのせておきます。
良い、GW過ごすことができたでしょうか?
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