アダーラ星人とはいったい誰で、どんな様子をしているのかと、あなたは不思議に思っていることでしょう。まずはじめに、女王つまり母なる存在は、生きた水晶のクリスタルからなる湖で、常に流動的です。ちょうど、地球のマグマに似ています。そして、父なる存在は、カットされていない巨大なダイヤモンドです。ここでは、父と母という呼び方をしています。
新しくエネルギーを与えられたアダーラ星人は、生まれながらにして素晴らしく賢い存在です。母なる湖は、クリスタルを混ぜ合わせたり組み合わせたりしながら、新たに別々の個性を形成していきます。そうすることで、母なる存在も、子どもたちとの交流から学ぶことができるわけです。子どもたちは柔和で優しく、とても純粋な性質と、子どものような好奇心にあふれています。しかし残念なことに、どれだけ多くの知識を積み上げても、決して感情が成熟することはありません。これは幸いなことです。彼らは他者との完全なる調和の中で生きているのですから。しかし一方で、刺激に欠けるため、スピリチュアルな進化がとどこおってしまっているのは残念なことです。極度に同質の社会が抱えるこの弱点を克服するため、彼らは、宇宙に広がる、高度な知能をもつ社会と幅広くコンタクトを取っています。目的は、知識と経験を蓄積することです。そして、こうした存在の多くが、アダーラ星を訪れ、知識を交換したり、波動ヒーリングを受けています。例えば、シリウス星人のように高度な知力をそなえた生命体は、その一例です。けれども、高度な知能をもっているということは、感情を持っていないということを通常は意味します。したがって、刺激を疑似体験するために彼らが追い求めているのは、愛し合ったり、戦いを絶えずくり返している、非常に情緒的な、この地球の人類なのです。
見たところ、アダーラ星人は宙に浮かぶ水晶のクリスタルのようであり、あなたの目の前に浮かぶ電気を帯びたタンポポの花のようでもあります。彼らは非常にもろくて繊細です。あまりにもか弱く見えるため、触れることさえ危ぶまれます。彼らは、浮遊する知能を持ったエネルギークリスタルなのです。ですから、人間のような姿形は持ちあわせていません。しかし、思いのままに姿を変えることができます。彼らがそうするのは、大抵の場合、ドームにやって来る訪問者たちと話す時です。彼らは美しい存在です。宙に浮いたり、鈴の音のようなやわらかい高い音をたてながら、明るくまたたいたりします。突然、薄雲のごとく姿を消したり現れたりもします。その美しさは、とても言葉で言い尽くせるものではありません。彼らに関することで、もっとも際立っているのは、その黄金の瞳です。話したり、恐らく考えをあなたの意識に伝える時、その瞳は輝きます。
いつの日か、あなたにも彼らと出会う日が訪れるでしょう。もしあなたがサイキックなヴィジョンを見ること（霊視）ができて、さらに彼らの花のひとつがあなたのアストラル体にくっついているなら、彼らと意識を通わせる度に喜びを感じるでしょう。そして、彼らの方も、あなたと意識が通う度に喜びを経験することでしょう。