ネットで口コミを読んで決めたホテルは、人形町にありました。
5日には、iPhoneでマップを頼りに ホテルを目指す途中
かの東野圭吾「新参者」シリーズの表題にもなった
「麒麟の翼」の麒麟像を間近に 日本橋を渡りました。
五街道の起点。ゆえ、「はばたく」麒麟像があるのだそう。
「道」の起点の石碑も そのたもとにある日本橋。
でもそこは、少し前に議論にもなっていたように
首都高速に、まるで蓋をされたように
暗く、空さえ仰げない場所でした。
本当に、残念。でも、歩いたから出逢えた事に感謝。
翌日は、早起きをして、都営線で浅草に向かいました。
前回訪れた時には ちょうど 提灯のお化粧直し期間で
タペストリーがかかっていた、雷門。
今回は、本来のその姿を見ることが出来ました。
・・・・・スカイツリーも見えるのねぇ。
仲見世はすっかり迎春ムード。滞在の1時間で人もずいぶん増えました。
本堂と、影向堂に向かい、参拝。
以前にはその知識のかけらもなかった、「参拝」の作法。
今回は、昨年からの「四国巡礼」で、身についた作法で
「お清め」「ご灯明」そして「般若心経」を読誦することが出来、
ご朱印をいただいたページには、昨今の「ご朱印」あつめについて、
「本来の尊い意義がむしされており、
(わたし達が)あるべき姿から離れてしまう」
と書かれていました。まだ多くを、知り得てはいないながらも、
少しだけ その「あるべき姿」に近づけたことは、
今年の大きな財産だったと、想えたのでした。