布袋寅泰 2023.11.6 府中(※ネタバレ)
布袋さんの最新アルバムを引っ提げたツアー、GUITARHYTHM Ⅶツアー。ツアーが始まり、1ヶ月ほどになります。今回のツアーは、私はこの府中の森芸術劇場1日目のみ。こちらではネタバレをしつつ、簡単に感想等を書いていきたいと思います!ネタバレを見たくない方は、ご遠慮ください。全体のセットリストとしては、今回のアルバム全曲とGUITARHYTHMシリーズからいくつか+BOOWYなどから構成されています!個人的にはGUITARHYTHM Ⅳ,Ⅴからも出してほしかったなぁ〜と思いましたが、もしかして年末の代々木で何か披露されるのか?!なんて想像してしまいます。オープニングより15分くらい前から、ステージの幕開けを匂わせるようなBGMが会場に流れていたこと、またステージ中央に今回のアルバムのデザインにもなった赤い光の玉?がゆっくりと点滅するような映像が流れていたことが印象的でした。Andromeda、AIというワードがセットリストにも共通されているからか、それに合わせてステージのサイドは工場のような、配管のようなパイプ状の装飾がありました。セットリスト一発目は、テレビでも披露された「Highway Star」でした。布袋さんのステージ衣装が、全体的に銀色のメタリックなスーツ、セットアップで光の反射によって所々虹色に光るような素材の物でした。私が今まで見てきた布袋さんの中でも一番というくらい、格好良くて眩しすぎました!!曲に合わせたステージ中央のスクリーンの映像も目が離せない状態でした。「Andromeda」は、アイナ・ジ・エンドさんの歌声はカラオケ音声でしたが、ステージ中央のスクリーンの中でロボットのように動くアイナ・ジ・エンドさんが印象的でした。MVで見た姿と、それとはまた別のライブ用に撮影されたような映像のようでした。中盤になると、布袋さんは上半身黒のインナーに。本編中は、袖がG ⅦとプリントされたTシャツを着ていた部分もあったと思います。(アンコールでは、白地にアルバムジャケット同様のプリントのTシャツを着用されていました。)布袋さんがお着替えしている間の、バンドメンバーだけの時間、「METROPOLIS」は2018年に聴いたものとは大違いと思えるほど格好良く進化していたように感じました。原曲を忘れてしまうほどの各メンバーの奏でるサウンドの良さ、アレンジが効いていてずっと聴いていたいくらいでした。後半は、ライブ映えするような盛り上がる曲ばかりでした。布袋さんのライブは、ライブが進行すればするほど会場の熱気が熱くなるのが特長だと思います!盛り上がりブロックが落ち着いた後の本編ラスト2曲は、布袋さんのギターサウンドをより堪能できるような時間でした。「Horizon」は、ステージの照明が太陽の陽のような眩しさを演出していて、より感動的に感じました。「Eternal Symphony」は、スクリーンの海のような映像が印象的で、布袋さんから滲み出る繊細さを感じられました。アンコール後も布袋さんらしい演出で、特に凄いと思ったのは「バンビーナ」と「NO.NEW YORK」の繋ぎ目が無く移ったところでした。盛り上がりながらも布袋さんのギターテクニックやプレイする姿からも目が離せない状態でした。最後の最後は、アルバムの最後の曲でもある「Break The Chain」でした。ミドルなテンポでオーディエンスで合唱するところもありました。ライブは、18:35頃からスタートし、丁度2時間ほどで終わったと思います。ライブに参加して自分でも不思議に感じたのは、布袋さんを聴くスタンスでした。大学生のときは、汗だくになるほどハツラツと楽しむのが布袋さんのライブの醍醐味だと考えていました。あれから10年弱、今の私の布袋さんの楽しみ方は、盛り上がって汗を流すだけでなく、布袋さんのギター、歌、バンドメンバーの演奏をしっかり聴く、観ることも重視したいというスタンスです。これからも自分なりの楽しみ方で布袋さんの音楽に触れていけたら、と思います。