娘が産まれてから病気を発症するまでの約2年半
救急で搬送されるような予兆は有りながらも
発症するまではただの疲れとして過ごしながら
駆け抜けた2年半
未熟児で産まれた娘は
成長が遅く
色んな事が標準ではなかった
そんな事を気にしないふりをしながら
標準となるように奮闘する日々
娘のペースはのんびりだからと言い聞かせ
それでも何かをしてあげなくては大きくならないと勝手に思い込み走り続けた
走り続けられた原動力は罪悪感
未熟児で産んでしまった事
その為に窒息させてしまった事
その影響で発達に影響が出てしまった事
始まりは早産でなければ
未熟児でなければ
そんな罪悪感を消す事は出来ず
掻き消すかのように
娘の為と走り続けた
そして
娘の発達は個人差ではない為に療育が必要と言われた1歳半からそれまで以上にペースを上げて走り続けた
娘の為にどんなに辛くてもセンターに通い
どんなに苦しくても弱音を吐かずに
ここで頑張れば大丈夫と言い聞かせ
必死に娘の現実を受け入れようとしながら
でも現実を受け入れる事が出来ず、迷走する事もありながら何とか走り続けた2年半
私は病気を発症した
発症してすぐに私は簡単に治る物と思ってた
風邪がすぐに治る
それと似た感覚でいた
それでも発症してから1年が過ぎた
最近になってようやく客観的に私自身の事も娘の事も現実を見れるようになり
病気になった事は辛く苦しい物だけど
気付かせてくれた事も多くあった
娘の為
そう言ってお散歩に歩き回ってるうちに色んな場所を知れた
娘の為
そう言って離乳食をベビーフードを使わずに用意してたら、料理の幅が少し広がった
娘の為
そう思って用意した保育園で使う手拭きタオルに娘のマークとしてヒマワリのアップリケをフェルトで手作りして付けたら、入園半年も経たずにヒマワリタオルは私の‼︎と理解してくれるようになった。理解するようになった娘を褒めてくれる保育士さんは娘を褒めてるはずなのに、私が褒められてるような気恥ずかしさを感じた‼︎
娘の為
そう思って前ボタンのパジャマをマジックテープに替えて、色ごとにペッタンとベリベリが出来るようにしたら、ミシンの使い方を思い出した‼︎
娘の為
そう思って、こんなおもちゃがあったらなーと頭によぎるアイデアが尽きずにアイデア本のページがどんどん増える。出来上がりを想像して楽しく遊んでくれる娘を想像すると嬉しくて頑張って用意してあげたくなる。そしたら私の手芸の腕も上がる‼︎
娘の為
そう思ってやってきた事全て、私の中でプラスとなって身に付いてる
発症するまではそんな事すらも思わずただただ娘の為にやらなきゃ‼︎と言う義務感に駆られてた
罪悪感がおっきく私を見埋め尽くしていたから
でもそうじゃない
娘の為
そう思ってやる事で、満たされる自分がいる
娘の成長を褒められると育児を頑張って来た自分を褒められた気になる
だから娘が何か出来るようになると自慢したくなる
娘がいる事で私の存在意義が成り立ってる
そんな風に思うようになった
娘に依存してる
そう言われてしまえばそこまでだけど
それでも私は娘の為に手を掛けてしまうだろう
私の存在意義を私が実感する為に
娘の為と言いながら
私は娘にしてあげられる事をしてあげたいと思う
今は休み休み
のんびり娘と自分と向き合いながら
私の為に
娘の発達を手助けする事をしたい
今頭にある計画を実行したい
アイデアが尽きる事がないのは
日々娘が成長してる証
娘の成長のスピードに負けないように
娘のおもちゃを用意してあげたい
娘の為は私の為
育児は育自
そう思ったら不思議と罪悪感が薄れていくのが分かる
私には娘にしてあげられる事がある
と言う事は私の存在意義もある
母である前に
妻である前に
女である前に
1人の人間として
自分の存在意義があると気付けただけ
気持ちが楽になる
孤独になる事の多い専業主婦での育児の中で
自分の存在意義を求めて
走り続け
ペースを上げ過ぎ
ダウンした私
病気を発症して私は気付けた
1人の人間として私には存在意義がある
ただそれだけで生まれる心の余裕
娘の為は私の為
大切な私の娘
どんなに育てにくくても
愛おしい自慢の娘
そんな娘の為は
私を成長させてくれる日々だった事を気付かせてくれた病気に感謝
そして病気を完治させる事は私の為でもあり娘の為でもある
今まで気付けなかった事を気付かせてくれて
ありがとう
そう思える余裕が出来る日々に
当たり前と思っていた日常を送れていた事に
気付かせてくれてありがとう
病気と仲良しになって
いつか
元気になりたい
それまでは私の為に
のんびりゆっくりやっていこう