今年の夏は長く感じられ、この季節を充分過ぎるくらいに体感してますよね。

もうそろそろ夏から秋への兆しを感じることのできる作品を、とおもいついたのが、旬の果物に例えた季節の移り代わり。

アプリコット色の素敵なプリザの大輪の薔薇をみつけたので、それをメインに、たわわに実る無花果の季節への移り変わりで表現しました。

アプリコットカラー➡無花果の季節へと

夏から秋への兆しをアレンジメントで表現しました。

アンティーク感もある、ゴールドの器（オブジェ？)に、夏のアプリコットから初秋の果物無花果のシックな彩りへの変化を楽しみます。

生け花の投げ入れの要領で、無花果の枝と実でアウトラインをとり、ポイントにアプリコットピンクの大輪の薔薇をいれ、周りに葉ものを生け込んでいきます。

オアシス無しでさせば（器にあらかじめワイヤーを巻きつけ、花材が引っかかりやすくしておきますが)、さまざまなアレンジに何度も挑戦できます

花材のもつ雰囲気からか、なぜか和風には仕上がらないマジック

杏は、唐桃ともいわれ、様々な効能があるといわれています。

無花果は不老不死の果実としてその豊富な栄養もさることながら、東側にあると、家族の調和を生むといわれています。

いよいよ本格的な実りの秋を迎える前に、夏から秋への移ろいの時期を愛で楽しみましょう。

アプリコット➡フィグ