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アルコール依存症の認識と個人の常識


アルコール依存症とはお酒を飲まずにはいられない状態になるというくらいにしか認識がありませんでした。もちろんアルコールの過剰摂取状態が長期間続く事は体の機能や日常生活面で多くの障害が出るだろうという事は容易に想像できます。

しかし、アルコール依存症で人間の体のメカニズム自体がおかしくなるという事までは正直知りませんでした。アルコール依存が進むと、特にセロトニンと呼ばれる脳内神経伝達物質が減少する。セロトニンは抑うつ状態・慢性不安の進行や治療の鍵となる物質で、衝動の制御や入眠・覚醒を調整する能力もコントロールしている。そのため、気分や衝動、睡眠などに影響が出るという事らしいのです。

アルコールは適量を守れば例えば交遊関係や仕事関係の場では潤滑油になる事もあります。また、適切に摂取すれば深い睡眠を得られたりストレスの発散に繋がります。だから多くの人がお酒を飲むのです。

ただ、多くの人が自覚しているように飲酒の習慣化が進むと過剰摂取になる傾向は否めません。週に二三日はノンアルコールデーを設けるなどの自己ルールの徹底が出来ればいいのですがなかなか難しい場合も多いです。

健康な状態を維持する事はなかなか難しく誰でも持病や体の機能の不具合を持っている事が多いのは当たり前のはなしです。ところが健康を害する要因は意外と日常生活の中にも多く、不健康状態に陥る事は簡単な事であると個人的は感じます。色々と知識を吸収して実践していきたいものです。

健康を統計数字から考えてみる


大腸がんの男性患者は同年代の女性患者よりもがんが進行している傾向があるとする研究結果が、前月27日の米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)に発表されたようです。

自分自身も性別で分類すると男性になりますのでこれに該当します。普段健康に特別気遣い無く生活していますが、年齢を重ねるごとに訪れる老化に関する実感は随所に存在します。体力の衰え、抵抗力の低下、体の代謝などの機能低下、疲労からの回復速度など、色々な面で老化は確実に実感する事が可能です。

こんかい引用したニュース内の一文には、大腸がんは死者数ががんの中で4番目に多く、世界では毎年61万人が亡くなっている。現在、50歳以上の男女は大腸内視鏡検査を受けることが奨励されている。という事が記載されていますが、早期発見が大事に至る事を防ぐには重要な要素であるという事を考えればそろそろ定期的な検査を実施しなければならないと感じる人も多いかも知れません。

健康関連のテーマを扱う市場は今後市場のニーズ的にも大きく廃れることはないでしょう。それどころか今後高齢化社会が進めばますます世界的にも需要の増加傾向が続く可能性は高いです。

健康グッズ健康食品などのラインナップを見ればそうした時代の流れはなんとなくわかるような気がしてなりません。

日本人の子供の肥満は親も大きな要因?


親が十分に睡眠をとっていない場合、子供に睡眠不足や寝坊、食べ過ぎなどの問題が出る傾向があることが、NPO法人「日本ブレインヘルス協会」(東京都千代田区)などでつくる「睡眠改善委員会」の調べで分かったそうです。

これは感覚的にはどういった作用でこうなるかは皆目見当つきませんが引用元の記事にはこうあります。

委員会では「親の影響で子供も就寝時間が遅くなっていることが寝不足につながる」と分析。親自身が食べ過ぎることで家庭の食事バランスが崩れ、子供が太ることが考えられるといい、親自身の睡眠改善を呼びかけている。という事です。

たしかに、自分自身も夜遅くまでパソコンで業務関連の作業を行う事が多いですが、部屋からの明かりがもれていると子供の寝つきは悪いような気がします。

それで睡眠が不足すると長時間の昼寝を行い、それが要因でまた寝つきが悪くなる、という悪循環に陥ることも納得できます。しかし、社会的にも夜中でも通常の生活が可能な環境は便利な反面こういった新たな問題が起こる要因とも言えるかもしれません。

二十四時間いつでも買い物が可能なコンビニエンスストアの存在や、真夜中でも娯楽が可能なインターネットなどのインフラの急速な発達などがその象徴かもしれません。

今の世代の子供たちが大人になる頃にはどういった社会になっているかはわかりませんが、大変な時代が到来する可能性はありそうです。