奈良女子大学 ヘルスチーム菜良

奈良女子大学 ヘルスチーム菜良

「ヘルスチーム菜良(なら)」は、奈良県内4大学の管理栄養士課程の学生からなる食育プロジェクトを行っている団体です。このブログでは、奈良女子大学の食堂とのコラボなど日々の活動紹介や、栄養素の紹介などを行っていきます☺

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やっぱり春といえばいちごの季節🍓~いちごの栄養~



新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!ヘルスチーム菜良です(*^O^*)


だんだんと暖かくなってきて春が来たのを感じますね🌸

春のフルーツといえば、いちごが真っ先に思い付くのではないでしょうか?

そこで今回はいちごの栄養についてお話ししたいと思います!



いちごはビタミンCの宝庫と言われているほど、たくさんのビタミンCが含まれています。

いちごには100gあたり約67mgのビタミンCが含まれており、これはレモンを遥かに上回る量なんです。


食事摂取基準(2015年版)で定められている18~29歳のビタミンCの推奨量は100mgですが、生のいちごなら5~6粒食べるだけで満たすことができます!(大きさにもよります)


ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いので、生でぱくぱく食べられるのもいちごの魅力ですね😊



ところでビタミンCの働きを知っていますか?

①コラーゲンを合成する

ビタミンCは、体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるのに不可欠です。

これより皮ふや粘膜の健康維持に役立ちます。


②ストレスに対抗する

仕事や人間関係でストレスがあると、体内ではそれに対抗するために「抗ストレスホルモン」が、分泌される仕組みになっています。

ビタミンCは、この抗ストレスホルモンを作るときに、必要な栄養素で、病気などいろいろなストレスへの抵抗力を強めてくれます。


③抗酸化作用

ビタミンCは、活性酸素を身体に悪い影響がないように、分解する働きがあり、これによって、免疫力(主に白血球)の力を高め、動脈硬化や心疾患などのいろいろな病気の予防することが期待できます。



そこで今日はビタミンCを壊さない、いちごを生のまま使うレシピを紹介します🍳


「いちご大福の作り方」

http://www.snack-recipe.com/strawberrydaifuku.html


材料(12個分)

白玉もち粉・・・150g

砂糖・・・100g

水・・・300cc

餡・・・300g程度(こしあんでも粒あんでもよい)

いちご(小サイズ)・・・12個

食紅・・・ごく少量

片栗粉・・・適量

1. ラップの上にあんこ塗り乗せ、その上にいちごを置いて包み、いちごのあんこ玉を12個分作っておきます。


2. 耐熱ボール(無ければレンジ対応の大きめの器)に白玉粉を入れ、少しずつ水を入れながら泡立て器でよく混ぜ合わせます。サラサラとした液体で、少し心配になるかもしれませんが大丈夫です。そこに食紅をごく少量入れ、色むらのないよう十分に混ぜ合わせます。耐熱のフタ、もしくはラップをしてレンジで1分温めます。


3. 取り出して、泡立て器で混ぜ合わせます。この時点では、まだ液状です。砂糖の三分の一を入れ、混ぜ合わせ、フタをしてレンジで1分温めます。


4. 少しだけ周りが固くなってきます。残りの砂糖を入れて泡立て器で混ぜ合わせます。フタをして、レンジで1分温めます。


5. この時点で、もちのような状態になりつつあります。泡立て器から木べらに持ち替えて、混ぜ合わせるようにします。「混ぜ合わせてレンジで1分」この作業を繰り返します。


6. 5~6回「混ぜてチン」をすると、生地が透明になって、餅の状態になります。少し食べてみて、粉っぽさが完全に無ければ終了です。


7. 片栗粉をまぶした台の上に、生地をボタリと落とします。手にも片栗粉を付けてゴロンと転がせば、あっという間に扱いやすくなります。ピンポン球くらいの大きさを取り、丸めて広げていちごのあんこ玉を包み、出来上がりです。完全に冷めるまで、ラップやフタをしないで放置して下さい。


とってもかわいくて美味しい💗みなさんもぜひ作ってみてください!


Seika