昨年 祖母と別れ 今回 父と別れ。。。


葬儀や法事の度に、我が家の先祖代々の宗教を通じ、『人間の旅立ち』についてお教や人間の生き方・触れ合い方など 向き合う切っ掛けになったのでないかと思います。


その時。。。一冊と書籍をたまたま出会い その内容に共感した事をいくつかあげたいと思います。


私自身の勉強になればとも思います。


なお、このBLOGの更新につきましては、宗教上の考え方などの相違はあるかと思います。


興味を抱かれた方のみ、お読みください。


~心が晴れる禅の言葉 廓然無聖(かくねんむしょう)~


人はどこかに思いあがったところがあるもののようで、「随分と世話をしてやったのだから、必ず言う事を聞いてくれる」と、勝手に思い込んでいる。


ところがいざやってみると、志のとおりにはよい返事がこない。



怒り出し、ののしり、仲たがいをしてしまう。


共に心に思いあがりがあるからだ。


はるばると何年もかけて達磨大師が、インドから中国の梁(りょう)へ渡り、武帝に会った時、武帝の心に、この思いあがりがあった。


「仏法の教えの最も大事なものは何であろうか


達磨大師は、自若として答えた。


「廓然無聖(かくねんむしょう)」<碧巌録>


からりと晴れ渡る大空のような心が最も大切であって、聖なるものなどということ自体、深くとらわれているというのである。


何ものにもとらわれない自在な心こそ、まさに禅の心なのである。


心が晴れる 禅の言葉 (中経の文庫)/赤根 祥道
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