この間・・・『フォトセラピー』という言葉を耳にしました。


フォト=写真。。。セラピー=癒し


なんとなくわかる気もしますが。。。具体的にどういったモノなのでしょう。


■フォトセラピーとは…


写真を使ったメンタリングの総称 です。

写真そのものや、撮影に関わるあらゆる行為を通して、 自己成長、自己発見、癒し、課題解決などを図り、人生豊かにしていくための 実践的な行為 の全てを指します。


『写真療法』という狭い範囲にとどまらず、個々の専門性を活かし、 教育や福祉、医療、娯楽、ビジネス

など、さまざまな範囲に写真と撮影行為の価値を応用していくものです。


■フォトセラピストとは・・・


フォトセラピーは写真と撮影行為を通して心身によい影響をもたらす行為の総称です。

その「フォトセラピー」の活動を行っている者がフォトセラピストです。


例えば・・・


フォトセラピー講座を主催する者、写真を使ったカウンセリングを行う者、自己の癒しのために写真を撮る者、撮影(撮る・撮られるの関係)によるコミュニケーションを実践する者などもフォトセラピストといえるでしょう。

散歩やレクリエーションなどに撮影や写真を取り入れたプログラムの提供を行っている者もいます。

ブログやHPなどで癒しの写真を公表する者、ネットコミュニティで写真の共有をしながら相互理解を深める手法を実践する者もいます。

認知症予防のための写真活用の手法を研究・実践、子育てに役立てる写真教育プログラムの実践もあります。

いずれにせよ、写真や撮影行為を通して心身によい影響をもたらす行為(フォトセラピー)を行うものがフォトセラピストです。



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カメラを持ち、写真を撮る者は誰しもがフォトセラピストになれる?


フォトセラピストには公的な資格はありません。


写真を撮る者のことを「カメラマン」「フォトグラファー」と呼び、そこに特別な資格や免許がないことと同じです。

当協会では、基本的には何らかの形でフォトセラピーを実践している者であればフォトセラピストと名乗ることは自由であると考えています。ブログやHP、写真展などで写真を発表したり、写真好きな仲間が集い撮影会や批

評会をするなど、「自己の癒し」を目的とした活動は、基準が「自分が癒された、元気になった」ですので、一人ひ

とりや、仲間同士でフォトセラピスト気分になってみるのも楽しいでしょう。

職業としてのフォトセラピスト


カメラマンにも、写真を趣味で行っているアマチュアカメラマンと、仕事として写真を撮るプロカメラマンがいます。

自己の楽しみの範疇をこえた活動(例えばカウンセリングでクライアントを持つ、ワークショップ等で参加者を募る、など)で対象者(価値の享受者)発生する場合は、そこにはフォトセラピーの品質保証が必要です。

また、属性(年齢・性別・家族構成・社会性など)によって達成目標と手法は異なり、必要とされる知識や技術が異なります。

職業としてのフォトセラピストを目指す方は、まずはどの分野で誰を対象にしたい活動されたいかをお考えください。

ワーク・セッションを行うにあたっては、、「誰に対して」「どのような価値」を提案していきたいかを具体的にイメージした上で、参加者の属性に合わせた目標設定とプログラム策定をします。


代替医療としての写真療法について


医療現場で、代替医療として行われる写真療法については、医師・看護師・臨床心理士などの専門家の指導が必要です。

自身がその専門家であるか、または有資格者の援助のもと治療方針に従って実施することが必要です。

           (日本フォトセラピー協会より)


■「フォトセラピー」で元気になろう! 



撮影によるフォトセラピーの基本は、とても簡単。次の4つの「S」を意識して実行することです。

(1) SEARCH(サーチ)---何か一つの「テーマ」を決め、それに合った被写体を探す

(2) SHOOT(シュート)---「これは」と思ったものを、自分の目線で撮る

(3) SELECT(セレクト)---撮った写真の中から、保存したいものだけを選ぶ

(4) SPEECH(スピーチ)---どうしてその写真を選んだのかを話す

漠然と撮るのではなくて、自分が今何をしているかを意識することで行動療法的効果がUPします。また、撮った写真について話し合うためにも、1人ではなく友だちや家族を誘って撮影してみるのがいいですね。一つのテーマを決めて、同じ場所、同じ時間、同じ場所で撮影してみましょう。同じテーマでも、人によって選ぶ被写体はさまざま。一人ひとりの個性の違いを実感することができますよ。



一般的な写真サークルなどでは、「梅の花」「富士山」というように、対象を具体的に決めてしまうことが多いですね。しかし、フォトセラピーは言わば、対象を見たその人の「心」を映し出すものですから、もっと抽象的なテーマの方が適しています。

「きれいなもの」「面白いもの」「不思議なもの」というように、個々人の考え方や感性、気持ちが反映されやすいテーマを選ぶといいでしょう。たとえば、「大切な時間」というテーマは、その人の人生観や価値観が現れるので、人生の節目に撮ると大きな「気付き」を得られます。

撮った写真について、後で「こんな風景を“きれい”と感じるんだ」「どうしてこれが“面白い”と思ったんだろう?」というように、自分の「思い」を振り返りやすく、また他人も質問しやすいテーマにするのが、大切なポイントです。

   

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