『一本足鳥居』通称、片足鳥居です。
長崎に住んでいて、あまり行ったことのなかった場所だったので、先日、買い物の帰りに寄ってみました。
原子爆弾の投下により、爆心地に近い方の左半分が吹き飛んでしまった、山王神社の鳥居です。
「1924年(大正13年)に山王神社の二の鳥居として建てられたが、1945年8月9日、午後11時2分、原子爆弾の炸裂により、一方の柱をもぎ取られた。ここは爆心地から南東へ800Mの距離にあったが、強烈な輻射熱線によって鳥居の上部が黒く焼かれ、また爆風によって一方の柱と上部の石材が破壊され、上部に残された笠木は風圧で反対方向にずれている。」
「ただ一個の原子爆弾によって、当地区もまた、ことごとく灰じんと帰したが、この鳥居は強烈な爆風に耐え、あの日の惨劇を語り継ぐかのように、いまなお片方の柱で立ち続けている。」
と書かれています。
今では、周辺にビルや店や家が立ち並び、被爆時の面影は全くと言っていいほど無いのですが、
この鳥居を見ると、改めて原爆の破壊力の凄さ、恐ろしさ、そしてむなしさが伝わってきます。
やはり、平和が一番いいな!
と思いながら、後にしました。
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