皆さん、こんにちは
てぃだです
南インド旅行記 前回より随分と時間が経ってしまいました・・・
南インド旅行記 前回より随分と時間が経ってしまいました・・・
チェンナイでようやく携帯のSIMカードを購入し、次の町、ティルヴァン
ナマライへと移動です
携帯ショップを後にしてすぐに、トゥクトゥクの運転手さんにバスターミナル
まで連れて行ってもらいティルヴァンナマライ行きのバスを探します。
近くにいた方にバス乗り場を訪ね、「一番奥の乗り場だからね~」「もっと向こうだよ~」と
教えられ、なんとかティルヴァンナマライ行きのバスに乗車することができました。
ローカルバスなのでエアコンなどは無くて、窓が開けられているのみ。
バスが走り出すと車掌さんのチョイスかインドのミュージックが大音量で流れ出し
インドってこういう所なんだ~と風に吹かれながらのんびりしていると途中のバス
乗り場であるご家族が乗車し、私の隣に座りました。
一つのシートに3人は座れるので窓側から私・女の子・お母さん・通路を挟んだ
向こう側にお父さんという感じでした。
女の子から「どこから来たの?」「何をしにインドに来たの?」と色々と質問を受け
楽しくおしゃべりしていました
女の子は17歳(セブンティーン)でチェンナイの大学に通っていてこれから夏休
みを過ごすために家族でポンディシェリーにある実家に帰ると教えてくれました。
そうしてしばらくした後に、バスの車掌さんが突然、バス内の通路に大きな鍋を
置きその中に新聞紙を敷きだし、何事かと驚いた私は「これってもしかしてトイレなの?」と
訪ねると、お母さんがこれを私にプレゼントしてくれたんです
豆を揚げたものにガラムマサラとかターメリックのスパイスで味付けしている
感じのお菓子です
お母さんの心遣いが本当に嬉しい~
インドで気づいたことですが、人と人との間に隔たりが無い。
人は人という感じではなくて、「あなたは私・私はあなた」というような
人は人という感じではなくて、「あなたは私・私はあなた」というような
感じですね。
まさにワンネスの世界です
バスの中ではお隣さんに普通にくっついてくるし。(隣が異性の場合は
別ですが・・・)
細かい事なんて気にしないのでしょう。
例えば私が先に座っていて隣が空いていたとしても男性はまず座り
ません。
他の途中で乗ってきた女性に「あなたがここに座りなさい」と女性同士で座ることを
勧めてくれます。
インドは危ないというイメージがどんどん旅を続けるごとに変わっていきました。
お隣の家族とは途中でさよならをして、約1時間後にティルヴァンナマライのバス
ターミナルに到着。
その辺りにいたトゥクトゥクトゥクの運転手さんに宿の名前と住所を見せ、ここに
行ってほしいんだけどとお願いすると、「場所が分らないから電話してくれよ」と
言うので、「携帯がまだ繋がってないから代りに電話してくれますか?」とお願い
して宿に電話してもらい、宿へと送ってもらったのでした。
泊まった宿はその名も「Rainbow guest house」
宿にはジュリーとヴィッキーというワンちゃんがいました
この宿で4泊することになるのですが、ティルヴァンナマライでのお話は
また続きます