自然とできちゃっている人に
できなくて悩んでいる人が話を聞いてはいけない。
高校生の頃、
数学が壊滅的にわからず
勉強ができる姉に教えてもらったら
あまりにわからなくて驚きました。
姉「何が？どこがわからないの？？」
私「…いや…わらかないところがわからない！！！」
姉「…お手上げです。」
簡単に出来ちゃう人は
出来ない人が
どこに引っかかっるかがわかりません。
この順番どおりにどうして出来ないの？
このやり方のどこがわからないの？
ってなるんですよね？
誰にでも出来ちゃうことがあるので、
この感覚はどちら側も誰もが体験しているはずです。
さて、その後の私はどうしたかというと、
入学時は同じくらい数学の順位が低かったのに
学年トップ10に入るまでになった当時の彼に教えてもらいました。
(その後彼は某有名国立大学の理系学部に進学しました)
もちろん彼ほどにはわからなかったけれど
センター試験使える程度にはなりました。
彼の教え方は
とっってもわかりやすかったです。
つまずくところに気づいてくれるし、
何がわかりにくいのかわかるから、
わかりやすく分解したり、
わかるような順番で教えてくれました。
こういう体験をその後何度もしましたね。
多かれ少なかれ
そういう体験をしている方は多いはず。
自然とできちゃっている人に
できなくて悩んでいる人が話を聞いてはいけない。
↓
出来ちゃっている人は
どうして出来るようになったかを解明していることは少ないから。
もちろん
解明されている方もいます。
でもね、
出来なかった人が、
悩んだり困ったことがある人が、
そこから出来るようになり
悩みを解決するから
どうやっていけばいいかがわかるのです。
パートナーシップを悩んでいる人が
パートナーシップで上手くいっていない人に聞いたり、
ビジネスに悩んでいる人が
ビジネスで上手くいったことが無い人に聞いたり、
親子関係で悩んでいる人が
親子関係で悩んだことが無い人に聞いても
あんまり意味はないですよね？
どうしてうまくいっているかを観察するのはＯＫ。
素晴らしく勉強になるはずです。
その場合は、教えてもらおうとしないことです。
自分が出来ることも
強みでできることだけじゃなく、
経験して乗り越えたことを
どう乗り越えたのか？
どう考えたのか？
という視点で捉えると、
自分の一番の「魅力」がわかると思います。