事実とは異なること。
不足した情報や一側面のみを捉えたときに感じた感情などにより組み上げられた、
その人にとっての真実。
信頼している人から聞くと、
あたかもそれが正しく聞こえる。
どんなに優れた客観性を持っていたとしても。
どんなに冷静であっても。
それを自分にとっての真実と受け止めることは自由。
何を採用するのか、何を拾い上げ、何を捨てるのかは、それぞれだから。
それは間違いではない。
一方を信じ、一方を信じないのも自由。
自分が信頼する側を信頼しているからこそ採用する。
一方にとっての真実だから。
その人の真実を受け止め、受け入れる。
人は感情に寄り添うから。
大切な人に寄り添いたいと願うから。
何かを切り捨て、何かを選ぶ。
ごくごく簡単に、
ときに悩みに悩みながら。
全てではなくても、
どちらか、ではなく、
どちらも、受け止め、
受け入れることができるようになることが、
豊かさに繋がることがあることも忘れないほうがいい。