★ネタバレ注意★
①Walter: 40代歳黒人男性。既婚者。娘3人。肥満気味。双極性障害。
②Janet: 70代白人女性。未亡人。多額な遺産を相続。自己主張が強く、周りに迷惑がられる。
③Trip: 18歳白人男性。裕福で影響力ある父親を持つ。薬物中毒者。
この3人の共通点は何でしょう?
正解:心臓移植が必要な患者さんたち
アマゾンプライムでThe God Committeeという映画を観ました。
直訳すると「神の委員会」。
≪主な登場人物≫
ボクサー医師:臓器移植の名医。
自身が立ち上げた臓器移植プロジェクト
(猿に移植可能な心臓を豚で実験し、金儲け主義の移植業界を改革しようと試みる)
自身も心臓疾患を抱え、余命僅かな命を削り、プロジェクトに全身全霊を注いでいる。
テイラー医師:同じく臓器移植の外科医。
ボクサー医師の25歳年下の同僚(実は、二人は男女関係にあり、子供もいる)。
初めは、感情論で患者の移植有無を考慮していたが、
次第に現実的な数字を意識するようにもなり、「人命の価値とは何か?」と
モラル的なジレンマに陥る。
≪設定≫
あるニューヨーク市の病院。
心臓移植を待ち受ける患者の元に朗報が届く。
移植を受けられる可能性がある3名。
1時間以内で心臓を移植しなくてはならない。
移植を受けられるのは、誰?
心臓移植の優先順位の決定権は、
4人の医師(他専門分野の医師を含む)と1人の看護師長に委ねられている。
この5人が審議し、多数決で決める。
- 年齢
- 体質
- 性格
- 医療保険の有無
- 家族構成
- 生活スタイル
- 術後の回復率
- 病院側の経済状況
- 政治的圧力
…様々な条件が基準となり、最終決定が下される。
Walter, Janet, Trip
3人の患者の中から選ばれるのは??
≪ストーリー≫
Tripの父親は、ビジネス界の大物。多額な寄付金と引き換えに、
自分の息子に心臓移植をすることを強要する。
Tripは、重度の薬物中毒者で、恋人に暴力を振るサイテー男。
手術をしても、サイテー息子は抗生物質アレルギー持ちのため、
ハイリスク。
Tripの担当医として、そのことを熟知していたボクサー医師は、
リスクを冒してまでも移植したいのか?どっちにしろ、
Blood money(汚いお金)だと言い張り、信念を曲げない。
そんなとき―
父親は、ボクサー医師の恋人であるテイラー医師を呼び出し、
イスタンブールでボクサー医師にマッチする心臓が見付かった、
と告げる。
自分の息子を救えば、この心臓はボクサー医師のものになる。
テイラー医師は、この威圧的な父親の申し出を素直に喜べないものの、
最愛のパートナーが助かるチャンスにかけることに。
一方で、
医師たちの話し合いは続く。。
心臓移植ができる時間は限られている。
タイムプレッシャーの中で、決断を迫られる医療スタッフ。
消去法でいくと、
Janetは最年長の70代。先が一番短いとされ、NGと判断。
結果、二人の候補者のどちらかを選ぶことに。
Walterの成功率、生存率の方が高い。
愛する家族もいて、人にも愛されている。まだ40代後半。
Tripの成功率、生存率は低い。
薬物乱用し、暴力を振るう、社会貢献からは程遠い若者。
が、傾きかけている病院を立て直すチャンス(父親)がある。
意見が真っ二つに割れる。
最後の一票を入れるボクサー医師が出した答えは…
***
Tripが心臓移植を受けることに。
半年後に薬物OD(オーバードーズ)で他界。。
Tripの心臓移植を医師として全うした
ボクサー医師の命は、どんどん削られて行く。
例のイスタンブールの件は、拒んだのですが、
テイラー医師に説得され、受けることに。
イスタンブールへ飛行機で移動中、
ボクサー医師は、静かに息を引き取ってしまう。
***
Money(お金)
Moral(モラル)
Medicine(医療)
この三つの要素が絡み合い、葛藤する。
The God Committee(直訳:神の委員会)
このタイトルは相応しいと思った内容の映画でした。
心臓移植を受けられる人、受けられない人。
生かされる人、生かされない人。
それを決める権利は誰にあるのでしょうか?
Thank you for reading my blog!
お付き合い頂き、ありがとうございました!
※画像はGoogleから拝借しました。

