おはようございます

オリンピックが盛り上がっています

毎日のメダルラッシュに、コロナ疲れの心身に元気を与えてくれます！

スポーツする選手の汗が輝いていますね

さて、

今年の1月に鉄欠乏性貧血と診断を受けてから、約半年が過ぎました。

これまでに食事療法、鉄剤、漢方薬の当帰芍薬散で貧血改善に取り組んできました。

この当帰芍薬散は血行をよくし、体をあたため、貧血を改善し、生理痛や肩こりなどの痛みをやわらげてくれます

当帰と芍薬のこの２つの生薬が血流を改善し末梢の冷えまでとってくれる優れもので、

茯苓、蒼朮または白朮、沢瀉の３つの生薬が水をさばいてくれるので、むくみや痛みを取り除いてくれます

冷えや生理痛がおこるのは、大切な血（けつ）がうまく体中をめぐらなくなり、水分代謝も悪くなり、
体の余分なところに水分がたまり、その水分が体を冷やして冷えを引き起こします。

漢方薬の当帰芍薬散（とうきしゃくやくさん）は、全身に大切な栄養素を与え、血行を良くするのと同時に、

水分代謝を整えることで余分な水分を体からとり除いて、足腰の冷え症や生理不順を改善します

そして、先月、血液検査の結果が出ました

以前の鉄欠乏性貧血のお話しです

今回の血液検査の結果は見事に基準値内をクリアできている状態でした。

鉄剤や、食事、そして漢方薬のおかげです

このフェリチンの値がまだ足りないようなので、引きつづき鉄剤を飲まないとだめなようです。

貧血かどうかの判断はフェリチンの数値をみる（フェリチンが少なくなると・・・・）

フェリチンは貧血であるかどうかを判断するのに重要で、

鉄不足、貧血になっているかどうかは、ヘモグロビン（血色素）の値を見ます。

実は、ヘモグロビンの数値が正常であっても、体の内では、鉄が不足しているということがあります。

そこで、フェリチンの数値を検査することで、今、貧血ではなくても、いずれ貧血になるかもしれないという可能性を知ることができます。

フェリチンとは、生物が生命を維持するために、最も大事なミネラルである鉄を貯蔵するタンパク質のカゴのことです。

全身にあります。

フェリチンの量を測ることにより、体の中の鉄不足を把握できるのです。

鉄が不足する手順をみてみると、

・フェリチンの減少がおこる

　　　↓

・血清鉄が減少する

　　　↓

・ヘモグロビンが減少する

このように鉄欠乏性貧血はフェリチンから減少していきます。

ですので、フェリチンの量を検査することが貧血を気に掛けるきっかけにもなりますね！

女性に多い、鉄欠乏性貧血は８．５％、特に40代前半の女性では１７.２％と報告されています

やはり貧血はすぐには治らないですね、長期で貧血改善に取り組まないとだめなので、毎日の積み重ねが、貧血の症状をよくしてくれます。

フェリチンの数値を上げるためにも鉄剤を飲み、当帰芍薬散を飲むことで、「血」を補うだけではなく、他の機能をも高めて、

貧血のない元気な健康な体になろうと思います

貧血かどうかの判断はフェリチンの数値をみる（フェリチンが少なくなると・・）