夫婦で漢方薬生活
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片頭痛に漢方薬を取り入れてみる
私の頭痛は一か月に約6,7回起こります。
漢方夫に言わせれば、私の頭痛の頻度は多いとのこと
私は中学生のころからずっと頭痛に悩まされ続けてきているので、それが当たり前のことになってきています。
漢方薬に出会ってからは、頭痛がおきれば、すぐに芍薬甘草湯を飲んで対処します
しかし、
芍薬甘草湯がすぐに効く時はすごく効きますが、効かない時は全く効かないという感じでいます。
私の場合ではありますが、芍薬甘草湯は70%くらいは効果があります。。
朝、起きた時から頭痛がすることがよくあるため、朝、昼、夜の計3回、芍薬甘草湯を飲み、
効果の出方は、昼になってようやく、頭痛が治まってくるという感じです。
夜に飲むのは、念のためにもう一回飲んでおくといった具合です。
最悪なのは、その頭痛が次の日まで持ち越すということがたまにあり、リラックスするためにお風呂に入りますが、結局、頭痛は良くなるどころかひどくなるばかりです、早く横になって寝たい、でも布団にはいっても頭痛で眠ることができず、とてもつらくなります
こんな頭痛のせいで、頭痛が起きたらのことを考えてしまい消極的にもなり、外出するのも億劫なったりします。
私の頭痛は、もしかしたら片頭痛ではないだろうかと最近、思うようになってきました。
皆さんは、1カ月にどのくらいの頻度で頭痛がおきるのでしょうか?
調べてみると、
標準では月に1~2回、多い人だと週に1~2回の頻度で発作的に起こります。
数時間から長くても3日間持続します。
片頭痛は体を動かしたり、入浴したりすると、頭痛がひどくなる傾向があります
2人に1人が月に1回以上のツライ頭痛を感じています。
片頭痛は肩こり、首凝りの他に、倦怠感、脱力感、あくび、光や音に敏感になる(光を眩しく感じる、テレビの音がうるさい、など)症状を併発することも多いです。
これらの症状も片頭痛に効果のある漢方薬を飲んで10分以内に効果があれば、片頭痛によるものだということです
頭痛は、体の中のめぐりがうまくいかず、頭への気や血の流れが乱れてしまった状態です。
その原因が冷えである場合は、頭痛が生じるだけでなく、胃腸のはたらきも弱り、吐き気や嘔吐なども生じます。
漢方では、気を補い、胃腸を温め、はたらきを高めることで、滞った気をめぐらせ、頭痛を改善していきます。
また、頭痛と同時にはき気、肩こり、こわばりも治していきます
片頭痛に効果のある漢方薬
- 呉茱萸湯(ごしゅゆとう)
- 桂枝人参湯(けいしにんじんとう)
- 釣藤散(ちょうとうさん)
- 葛根湯(かっこんとう)
- 五苓散(ごれいさん)
呉茱萸湯は片頭痛、緊張型頭痛(特に片頭痛)、
桂枝人参湯は片頭痛と緊張型頭痛、
釣藤散は片頭痛と緊張型頭痛(特に緊張型頭痛)、
葛根湯は緊張型頭痛、
五苓散は血液透析に伴う頭痛に有効です。
頭痛が起こるたびに鎮静剤を飲み続け、薬物乱用頭痛で、痛みがさらに悪化していくよりも、
漢方薬を使って頭痛を取り除いていくほうが、あきらかに副作用を気にすることなく飲み続けることができますし、
一つの漢方薬で複数の症状をよくしてくれるので、漢方薬をおススメしたいと思います