虚弱体質な人向けのめまいに効く漢方薬《当帰芍薬散、半夏白朮天麻湯》 | ヒーリング漢方【健康で自分らしい人生を歩んでみませんか】

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めまいは体の水の巡りが悪くなり、滞っている状態です。

 

 

めまいは女性に多く、一生のうちに経験しない人はいないといわれているほど。

めまいで悩む方は多いと思いますアセアセ

 

台風や気圧の影響で起こりやすく、気をつけたい病気です。

めまいの大半は、耳に原因があります。突然、耳が聞こえなくなる突発性難聴やメニエール病などでもめまいは起きるのですが、最近は、原因となる耳の病気が変わってきています。

 

 

水滞体質はカラダの水の巡りが悪くなり、滞っている状態です。
水(すい)とは体のすべての水分の総称で、体液だけでなく、汗や唾液、胃液、腸液、尿のような分泌液や排泄液なども入ります。

 

水は体を潤す役割とともに、体にたまった不要な老廃物を尿や汗、鼻水などと共に体外へ排出する役割も担っています。

 

水滞になるとカラダの水の巡りが悪くなるだけでなく、余分な水や老廃物がカラダのあらゆるところに溜まりやすくなります。

そのためさまざまなトラブルが起こりやすくなりますアセアセ笑い泣き

 

胃もたれや食欲不振、吐き気、下痢などの消化器症状や、

消化の力が弱まると、疲れやすくなったり身体がだるくなったりします。

胸のあたりで滞っている場合は、水様鼻汁や痰、咳、喘鳴(呼吸をするときに、ヒューヒュー、ゼーゼーなどと音がすること)などがみられやすいです。

また、関節に「水」が滞り、関節の痛みやこわばりなどがみられる場合もありますガーン

 

 

めまいが起きる原因は・・・・

気圧の変化で気象病を引き起こすのも、耳が原因だと言われています鉛筆

内耳にある“気圧センサー”からの情報に体が適切な対応をできないせいです。

体の平衡感覚をつかさどる内耳には、気圧の変化を感知し、脳に信号を送るセンサーがあるとされています。

 

気象病の代表的な症状のめまいも脳の混乱で起こる平衡感覚の維持には、内耳からと視覚からの2つの情報が一致しなければならない。しかし、気圧の変化を受けて、気圧センサーからは『体のバランスが崩れた』という情報が届き、目からは『崩れていない』という情報が届く。

このズレで脳が混乱し、交感神経が興奮して、めまいが生じるようです。

 

 

虚弱体質な人向けのめまいに効く漢方薬

 

 

漢方夫のめまいに効く漢方薬下矢印

 

 
 

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

 

やや虚弱気味(痩せ気味)で疲れやすく冷えやすいなどの証に適するとされます。

フワフワするめまいに効果があります。

当帰芍薬散は6種類の生薬によって構成されています。

 

当帰(とうき)・・当帰芍薬散の主薬である当帰は血の巡りを改善するなどの効果があります

 

茯苓ぶくりゅう)、沢瀉(たくしゃ)、蒼朮(そうじゅつ)・・・「水」に関わる生薬です。

 

芍薬(しゃくやく)、川芎(せんきゅう)・・・鎮痛・鎮静作用などをあらわします。

 

めまいや頭痛などの他、更年期障害、月経困難症などの婦人科領域でもよく使われています。

 

 

 

半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)

 

下半身に冷えがあり胃腸が虚弱気味な証に適するとされます。

めまいや立ちくらみ、耳鳴りに対して効果があります。

頭痛などにも使われる場合があります。

 

陳皮(ちんぴ)、半夏(はんげ)、人参(にんじん)、黄耆(おうぎ)、天麻(てんま)、白朮(びゃくじゅつ)茯苓(ぶくりょう)、沢瀉(たくしゃ)、黄柏(おうばく)、生姜(しょうきょう)、乾姜(かんきょう)、麦芽(ばくが)という12種類の生薬で構成されています。


 

天麻・・・めまい、頭痛、けいれんなどを改善する働きがあります。

 

半夏・・・ストレスの影響を抑える作用などが期待できる生薬です。

 

人参、黄耆・・・疲労回復・滋養強壮などに効果があります。人参と黄耆の組み合わせが入っている漢方薬は、参耆剤(じんぎざい)といって、気力、体力を補う作用があります。

 

生姜・・・ショウガが原料で熱を下げる・痛みを和らげるなどの作用がある

 

乾姜・・・お腹を温める作用があります。

 

茯苓、沢瀉、白朮・・・利水作用があり、体にたまった余分な水分を尿として出す働きがあります。

 

黄柏、陳皮、麦芽、神麴・・・・胃腸薬として配合されています。*メーカーによっては神麴(しんぎく)という生薬も含まれています。
 

 

全体として、半夏白朮天麻湯は、じめじめとした梅雨時に胃腸が弱って疲れがたまり、めまいや頭痛が起こっている時に最適なお薬です。

 

 

 

水滞体質の人の症状とは

丸ブルー体がむくむ

丸ブルー体が重だるい

丸ブルーめまいがする

丸ブルー胃腸の不調

丸ブルー天気が悪くなると体調が悪くなる

 

 

 

私は、当帰芍薬散を毎日のんでいます、天気が悪くなると頭痛がおきる気象病を持っていますが、当帰芍薬散だけではあまり効果がないように思います、なので気象病のときには、痛みを改善してくれる芍薬甘草湯を頓服として飲んでいます。

ほとんどは効果があり、芍薬甘草湯のおかげで、頭痛で引き起こされるイライラが減ったと感じています。

 

 

体の不調はつらいものです

多かれ少なかれ不調は周りにも悪影響を与えます。

なので水滞を改善するのには、体に優しい漢方薬を飲んでみるのもいいと思います!!

副作用も西洋薬の1/10ですし、それほど副作用を気にすることのないずっと飲める漢方薬もあります。

それに一番いいことは、保険適用でまかなえることですウインク

 

 

 

 

 

 

 

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