オープンしたばかりのブログに、200以上のアクセスがあり喜んでいるココカラです
前回の記事はこちら
実際のアクセス数よりは盛られていると言われるアメブロなので、本当はもっと少ないんだろうけどそれでも嬉しいです。
今日から、ココカラが自然消滅をしようと思ったきっかけについて書いてみます。(長くなるので数回に分けます)
ココカラには歳が近い兄がいます。ちなみに妹たちもいます。
兄とは時にはケンカもするけど、すっごく仲が良かったです。手先も器用で、ラジコンやパソコンの自作が得意な頼れる自慢の兄でした。
この兄が、高校を卒業するタイミングで、
「もう、集会には行かない」
と言い出したことがきっかけで、組織を離れるという選択肢がココカラのなかに芽生え出しました。
兄が1歳のころから母が聖書研究を始めたらしいのですが、母はそもそもミッション系の高校を卒業した人だったので聖書やキリストへの理解は普通の人よりもあったそうです。
兄も僕も1980年代生まれなので、ムチ全盛期が終わって緩やかになってきた時代でした。
思い返してみると、小学校低学年くらいまではバシバシ叩かれていたのですが、段々とムチの数が減っていきました。
お利口さんになったからというワケではなく、言葉で叱られたり諭されることが増え、本当に悪いことをしたときに一発か二発叩かれる、という状況でした。
こちらは悪くないのに、母の癇癪で叩かれたな、と思えるのは記憶している限り2回だけです。
ココカラは理不尽なことをされたら忘れない、根に持つタイプなのでしっかり覚えています
話を戻しましょう。
兄や妹とは歳が近かったし、みんな幼稚園には行かずに家庭保育で育ったので、仲も良かったです。
そんな、実の兄弟であり、友達のようでもあり、頼れる先輩のようでもあった兄が集会行かない宣言をしたわけですから、それはそれは衝撃でした。
母の悲しみが痛いほど伝わってきたのを今でも鮮明に覚えています。
一悶着もふた悶着もあったようですが、結局は兄は兄のしたいようにするということで家を出て行く事になりました。
ココカラ自身がJWを離れてみて、その他の2世さんの話を聞いて気がついたことがあります。
どんなことかというと、それは、
母はJWの中ではかなり理性的な人だった
ということです。
中学生くらいの頃に、何の話からそうなったのかは覚えていないのですが、母がJWになった経緯を話してくれたことがあります。
その時に、言われたのが、
「お母さんは、今までいろんな宗教の話をきいて、その上で一番良いと思える、真理だと思える教えを自分で選び、エホバの証人になったのよ。
だから、あなたたちが大きくなるまで(成人するまで)は、私が信じた教えに従って育てるけど、大きくなったら自分で自分のことは決めなさい」
ということでした。
これを言われた時は、特に「そんなものなのか」くらいにしか思わなかったのですが、兄が家を出て行くタイミングで、ふと「自分のことは自分で決める」という言葉を思い出し、
「ココカラは、どうするの?」
ということを自問自答することになるのでした。