自分を許すということ
自分を許すって、
本当に難しいことだと、
つくづく感じます。
人生の折り返し地点に来ると、
子どもは大きくなり、
自分の手を離れていきます。
「さて、私はこれから先、どうしよう」
そんな問いが、
自然と浮かんできます。
私も、同じように考えました。
40代で両親がいなくなり、
息子も自立して。
私は誰のために生きていくのだろう?
何のために生きていくのだろう?
そもそも、
私は何のために生まれてきたのだろう?
そんなことを、
何度も
自分に問いかけていた時期があります。
その時に出会ったのが、ヒーリングでした。
そこから始まったのは、
外ではなく
「自分を見つめ直すこと」。
内観からのスタートでした。
向き合っていく中で氣づいたのは、
自分の中に
「認められたい」という想いが、
とても大きかったということ。
そしてその想いが、
“自己犠牲”
を創り出していたのです。
自分の中にある
「認められていない」という感覚は、
思っていた以上に根が深く、
今、目の前に出てくる感情の奥には何があるのかを、
私は自分自身に問い続けました。
兄弟と比べて、
「できない自分」を、
どうしても許すことができなかった。
その頃の自分、
その時置かれていた状況の自分を
「かわいそうだ」と感じる気持ちが、
とても強かったのです。
これは、自己憐憫と呼ばれるものです。
その感情が、
私の身体ではアレルギーとして現れていました。
こんな生き方、苦しいですよね。
でも振り返ってみると、
親も、周囲の人も、
私を責めていたわけではありませんでした。
むしろ、愛の中で育ててもらったからこそ、
今の私がある。
そうやって一つひとつ、
自分自身と向き合っていくことで、
自分が置かれてきた環境も、
経験も、
少しずつ受け入れられるようになっていきました。
そして、
ようやく自分自身を
受け入れられるようになったのです。
もし今、
同じように人生の節目に立ち、
自分の存在や生き方に迷っている方がいたら——
無理に答えを見つけようとしなくて大丈夫です。
まずは、自分の内側で起きている感情を
否定せず、そのまま感じてあげてください。
癒しは、外から与えられるものではなく、
自分自身に氣づき、
受け入れた瞬間から始まります。
あなたの内側には、
すでに進むための光が在ることを、
思い出してほしいのです。