映画「ウルフウォーカー」を観てきました。
これは、ヒーラーさんは必見の映画ですよ！
Yahoo!映画などの口コミサイトではすごく評価が高かったのに絵があまり好きなタッチではなかったので、今までスルーしてしまっていたのですが、映画の日だった昨日、フッと思い立って足を運んでみました。
結論、もっと早く観ておけばよかった…(^^;)
アニメですがテーマは深くて、自然界を征服すべきものとして捉えるキリスト教とケルトの自然信仰との対立構図の中で自然との共存を図るとか、使命を生きるとか、愛する者を守る為に立ち上がるとか、いろいろあるのですが、ヒーラーさん必見としたのは、主人公がヒーラーだから！
主人公は少女二人で、一人は狼を狙うハンターの娘さん。自身も同じくハンターを志しています。そして、もう一人が人間と狼が一つの身体に共存しているウルフウォーカー。このウルフウォーカーがヒーラーという設定なんです。
傷に手を当てて癒しているシーンでは、光が天界から彼女の身体を突き抜けて、手から光が相手の身体に伝わっていく描写がとても美しくて、やっぱりヒーリングって素晴らしい行為なんだなあ・・・と改めて感動したし、勝手に自分も手をかざしてその場のヒーリングに参加している気分でした…(*^^*) もちろん、私は傷を何事も無かったかのように消すことはできないし、瀕死の人を回復させることなんてできない訳ですけれどもね。
そして、キリスト教の軍勢が狼もウルフウォーカーも皆殺しにしてしまおうと森に迫ってくるシーンでは、自分の過去生を思い出したようで胸が痛かったです。きっと中世ヨーロッパで、異質なものとして排除されてたんだなと。
同じように感じるヒーラーさんやセラピストさんは、きっと多いはず。
また、ヒーラーさんやセラピストさんでなくても、見終わった後には自分の使命を思い出したり、自然を守るために何かしたいと思ったりする方もきっといらっしゃると思います。
映画自体も、絵が水彩画の様にとても繊細で美しく、物語も最後まで飽きさせない展開なので、こちらも普通にエンターティンメントとして楽しめます。
（公式サイトよりお借りしました）
大阪ではテアトル梅田が明日12月3日まで、同じく京都の京都シネマも明日までです。
お時間が許す方は、是非とも！
その後、兵庫県尼崎市の塚口サンサン劇場で12月18日～31日、兵庫県宝塚市のシネ・ピピアで1月29日～2月4日、大阪市のシネ・ヌーヴォでも公開が決まったようです。その他、劇場情報はこちらをご覧くださいね。
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