脚本置き場

脚本置き場

予定とかあわないときに手軽に脚本を見てもらいたいのでここに貼っておいときまーす

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1、始まり

大学の廊下で和也とその彼女の明美は授業が終わった後のデートについて会話

している。

明「ねえねえ今日のデートのこと何にも教えてくれないけれど、一体どこ連れ

てってくれるの?私凄く気になるんだけれど。」

和「えー、どうしようかな?おしえちゃおっかなぁ。というかどこ行きたい?」

明「それって実はデートプラン何も考えてないとかじゃないよね!まあどうで

もいいんだけど。」

和「いやちゃんと考えてるけど、教えたくない!」

明「えーなんでいいじゃんいいじゃん!教えてよ教えてよ!」

明美が和也に「教えて」を連呼していると和也達の前の遠くの方から大きな笑

い声が聞こえ、角から2人の男が現れる。

ピザ「あはははははひゃはひゃはひゃひゃはひゃ」


ねらー「な!言っただろ!オメーこの話聞きたくないって言ってたけれど笑え

る話だろ?にしてもお前笑い過ぎで俺もワロタwぶっっくくくく!」

ピザ男「だって彼女に裏切られるとかな!ははははははははっ、はぁーはぁー

ふー。」

ピザ男、呼吸が落ち着いたところで和也達の方を見る。

ピザ「(カメラ目線で)おい、なあなああんなとこにカメラあるぞ!ピース!」

ねらー「ちょっ、ばか!お前何言ってんだよ(ピザ男の頭をはたく)」

ピザ「いってえな。まあいいや(今度こそ和也の方を指差して小声で)

なあ、あの子達でよくないか?」

ねらーは黙ってうなずく

すると、ピザ男とねらーは和也の方に近寄っていく。

会話に十分な近さのところで、ピザ男が

ピザ「あのー、すいませんどうしても今すぐメモが取りたいんですけれど鉛筆

持ってませんか?手を痛めててシャーペンじゃなくて鉛筆がいいんですけどー」

と和也達に言う。ピザ男が話し始めると同時にねらーは音楽を聴き始める。

和也「僕は持ってないですけど…明美持ってる?」

明美「うん…もってるけど…」

明美はこの男達の雰囲気といい、先ほど笑っているところなどを見て、あまり

あまりこの二人に関わりたくないと内心思っておりそれが表情にも現れている。

そんな明美だったが、和也の

和「まあ貸してあげれば」

という言葉で渋々貸すことにした。

明美と和也はそばにあったいすの上に荷物を置き、

明美は鞄の中から筆箱を取り出し、鉛筆をピザ男に渡す。

鉛筆をピザ男は受け取り、手帳をポケットから取り出して何やら書き出した。

ピザ男「いやー本当に助かったぁー。すみませんありがとうございます。これ

でだいじょ、あああ!」

話しながら書いていたので、ピザ男は鉛筆を折ってしまった。

ピザ男「本当にすみません。でとても申し訳ないんですが、鉛筆削りか鉛筆を

もう一本持っていませんか?」

和也と明美は一瞬曇った表情を見せたが、何も言わず明美が筆箱から鉛筆を出

してピザ男に渡す。渡すと同時にポケットから携帯を取り出す。

ピザ男「すみませんありがとうございます。」

といいまた手帳にかきはじめた瞬間にまた鉛筆を折り、けらけらと笑い始める。

ピザ男「あ、すみませーん。また鉛筆折っちゃったんですけど、また一本くれ

ませんかねえ?」

和也と明美は少し引いた目で見る。するとピザ男が

ピザ「あれ?その携帯最新式ですか?ちょっと見せてくださいよ。」

明美「ちょっと!」

(がしゃん!)

ピザ男が携帯を明美から半ば奪うようにして取った拍子に携帯が手から滑り落

ちて壊れてしまう。

明美は無言でピザ男を睨む。

和也「お前さっきからふざけんなよ!なんなんだよ!」

堪忍袋の男が切れた和也がピザ男にどなる。

すると音楽を聴いていたねらーが

ねらー「こいつなんかしましたか?」

と怒鳴り声に反応して事情を聞いてくる。

和也「お前の相棒がなあ!彼女の鉛筆何本も折っといて、しかも携帯まで壊し

たんだぞ!鉛筆はいいとして携帯弁償しろよ!」

和也が興奮気味にねらーに話し、みんなの注意がそちらに向いている間にピザ

男がひっそりと和也の荷物の中からラケットを取り出し、廊下の広めの場所へ

と移動する。

ねらー「すみませんねぇー。あいつおっちょこちょいでよくそういうことする

んですよ。でも、弁償だけは勘弁してもらえませんかねえ。」

和也「はぁ?ふざけんなよ!携帯だぞ!携帯!」

明美「もういいよ…和也…。そんなに怒んないで。」

和也「いいのか明美?携帯だぞ?」

明美は怒って怒鳴っていた和也をなだめた。明美は無言でうなずく。

場の雰囲気が少し和らいだ瞬間。「ビュン!」と大きな風切り音がなる。

何の音かと一同が少し離れた廊下の広い空間を見ると、ピザ男が和也のラケッ

トで素振りをしている。先ほど一時的に落ち着いていた和他の怒りがまた沸々

とわき上がり、ピザ男へ怒鳴りながら近づいていく。

和也「やっぱりお前らなんなんだよ、さっきから人のもんをさあ!」

和也はピザ男の目の前までくる。ピザ男は素振りを止める。

和也「10秒やるからさっさとどっかに行け!」

するとピザ男はけらけら笑いながら

ピザ男「鉛筆をまた貸してくれるまで僕に帰る気はありませーん。」

と言った。この言葉で和也の怒りは頂点に達した。

和也はピザ男のことをおもいきり殴った。殴られたピザ男は少しうつむいてい

たが顔を上げるとその顔は今までにないほど冷酷で無機質なものであった。

ピザ男「なあ、今俺がなにもってるのかわかってんの?」

と言うと同時に持っていたラケットを思い切り振り上げ、そして素早く和也の

頭に振り下ろした。和也の意識は無くなった。












2、パーティー

一体今がいつなのか、和也には全くわからなかった。とりあえず意識がもうろ

うとして視界がぼやけている和也には暗闇しか見えていなかった。だんだん意

識がハッキリするにつれてここがとある薄暗い教室であることがわかった。

椅子に座わらされていて動こうとするが、手錠と体が縛られていて動けない。

そして奥には明美が同じように座らされているのがわかる。

和也「明美!大丈夫か?」

すると和也の視界の横からピザ男がでてくる。

ピザ男「おー目が覚めたかぁ。」

和也「ここはどこなんだ!!」

ピザ男「まあ使ってない教室だな。僕らのたまり場なんだ。そんなことより、

パーティへようこそ。」

和也「パーティ?ふざけてんのか?人を椅子に縛り付けるのがパーティか?」

和也は椅子に縛られた状態でばたばた暴れ始めた。

ピザ男「おっとと、これがなんだか分かるよな?今すぐあんたの頭に穴をあけ

ることが出来るんだ。まあいいそんなにかっかするなよ。まあ聞いてくれ。あ

んたには猿でも分かるような簡単なゲームをして俺らを楽しませてほしい。」

和也「なんで俺がそんなゲームをしてお前らを楽しませなきゃならないんだ。」

ピザ男「そりゃあんたがやると楽しいからに決まってるだろ。断るつもりか、

じゃああの子に代わりにゲームをしてもらおう。どうしようか。よしこの拳銃

で彼女の体に芸術的な穴をあけるゲームにしよう。」

ピザ男は拳銃を明美の方に向け次第に引き金の力を強めていく。

和也「ちょっと待て、待ってくれ。俺がやる、俺がやるから待ってくれ!」

その言葉を聞いたピザ男はにっこりと笑い

ピザ男「そうこなくちゃ」

と一言つぶやく。

ピザ男「じゃあ早速ゲームをしようか。そうだな、やっぱ最初は楽しめるゲー

ムがいいよね。俺らも出来るだけ長くパーティゲームを楽しみたいし。そう

だなぁ悩むところだけれど… OK!じゃああれにしよう。小学校の時とかに度

胸試しで指を開いた手のこの指の隙間を鉛筆で突いて指をどれだけ傷つけず素

早く5往復出来るかってやらなかったか?俺は指をけがするんじゃないかっ

てスリルに病み付きになってよくやってたよ!まあそんなことはどうでもいい

として、でも俺たちはもう小学生じゃない。鉛筆でやるのは少し退屈だとはお

もわないかね?こうしよう、目隠しをして熱したきりでやろう。で

このゲームは最初俺がやる。次にあんただ。」

和也「熱したきりだと!ふざけんな!やってられるか!」

するとピザ男は縛られている和也の耳元でささやいた。

ピザ男「じゃあ熱いキリが冷たくなるまであんたの顔に押し付けて、あんたが

苦しむのを見たあとにさらにバーナーで彼女のいろんなところを焼いてあんた

が精神的にも肉体的にも苦しむところを見るのもいいかなあ。」

和也の顔が青ざめた

和也「わ、わかった。ゲームに参加するからそ、それだけはやめてくれ。」

ピザ男「よし、そうこなくっちゃ。じゃあ早速始めよう。」

ピザ男はねらーにバーナーでキリを熱させて、椅子に座って目隠しをし始めた。

ねらーはキリをピザ男に渡し、ピザ男は鼻歌を歌いながら淡々と度胸試しを始

めた。

ピザ男は指一本傷つけず5往復成功させた。

ピザ男「よーしまあこんなもんか、タイムはどうだ?」

ねらーはストップウォッチで時間を計っていた。

ねらー「おお新記録だ!」

ピザ男「そうか?あれで?まあいいや。次、あんたの番だ。」

ピザ男は銃を和也に突きつけながら和也を手錠から解放し、度胸試しの場へと

移動させ目隠しを施した。

ピザ男「さあじゃあ始めてくれ。ちなみに逃げようとしたらどうなるかは分かっ

てるよな?まあ楽しんでくれ。はい、スタート」

ねらー「よし俺はこの子でたのしむとするかなー!」

ねらーは明美もほうへ向かった。

明美「ちょっと何すんのよ!止めて!」

和也「おいなにをしている!止めろ!」

ピザ男「いいからお前はさっさとゲームを始めろ。じゃないと彼女が遊ばれ続

けるか、お前の頭に穴が開くかのどっちかになるぞ。」

和也はすぐに震える手でゲームを始めた。

だが震えた手が何度も何度も焼けたキリを指に押し付けた。

その度にピザ男が罵声と高ら笑いをするのであった。

ピザ男のアドリブ

そうこうしている間に和也は度胸試しを終えた。だが和也の手は火傷と血でま

っ赤になっていた。

ピザ男「五分もかかって手が傷だらけになるとは、ハハハハハハ。俺は一分も

かかんなかったんだぞ。全くだせえもんだ。まあいいその汚い手にこいつを巻

け、二度とその手を見せるな。あとお前もそろそろくすぐるの止めろ。」

ねらー「こしょこしょこしょー。」

明美「ちょっと、くすぐったい。やめてやめて止めてぇーw」

ねらーは明美をくすぐるのを止めた。ピザ男はため息をつき、和也は少しほっ

とした表情で包帯を巻いたあと、ピザ男は和也に手錠をまたつけた。

ピザ男「あんまり面白くなかったけどあんたにはまだゲームに付き合ってもら

うよ。次のゲームはちょうどいいものがたまたまあるからそれを使おう。おい、

アタッシュケースを取ってこい。」

ねらーは部屋の隅からアタッシュケースを持ってきて机の上に置いた。

ピザ男はそのアタッシュケース開けた。中身は2丁のリボルバーだった。

ピザ男「ここに2丁の拳銃がある。ニュースを見てれば知ってると思うが、最近

気絶させられた2人の警官から銃が盗まれたニュースがひっきりなしにやって

るだろう?あれは俺たちの仕業なんだ。まあそんなことはどうでもいい。

ゲームのルールを説明しよう。リボルバーといえばロシアンルーレットにでも

使うのかと想像するだろうがそんなんじゃない。ここは古き良き、西部劇のよ

うに早撃ちをやってもらう…と言ってもただの早撃ちじゃあつまらない。こ

こに10発の弾丸がある。一人5発だ。この5発の弾丸を早く装填してどちら

が先に相手を撃てるかで勝負を決める。俺らが勝ったら俺らの好きなように、

あんたが勝ったらあんたの好きにしていい。あと今回はお前がやれ。」

ピザ男はねらーを指差した。

ねらー「にしても床になんでシートなんて敷いてあるんだ?」

ピザ男「頭を使えよ!ここはあくまでも教室なんだぞ!床に血が飛び散って汚

れたら授業で生徒が不快に思うだろ。」

和也「証拠隠滅のためじゃないのか?」

ピザ男「…まあいい互いの立つ位置の横の椅子があるから銃と弾丸を置け、

合図したら好きにやってくれ。銃の扱い方は自分たちで考えろ。」

するとピザ男は明美の方に歩いて明美にこういった。

ピザ男「なあお嬢さん、あんたの彼氏がどんな人がいまからじーっくり見たく

ないかあ。ほら、こっち向けよ。」

ピザ男は明美の椅子を二人の方に向けた。

和也「明美に触るんじゃない!」

ピザ男「はいゲームスタート!そんなにかっかしている間に俺の相棒がお前の

体に穴をあけるぞ!」

事実ねらーは椅子の上の銃と弾丸を手に取っていた。それを見た和也は急いで

銃と弾丸を手に取った。

最初はリードしていたねらーだったが、使い方が分からず、弾倉を無理矢理引

き出そうとしたり、弾丸が入ってないのにとりあえずハンマーを起こして引き

金を引いたりしていた。その頃和也は弾倉に弾丸を5発入れた所だった。

ねらー「ちょちょっと待て待てくれ!」

和也は弾倉をセットし、震える手でハンマーを起こして狙いを定めていた。

ねらー「うそだろ。」

和也は震える手で引き金を引いた。

弾丸はねらーの頭に当たった。ねらーはその場に血を流して崩れ落ちた。

和也はねらーが崩れ落ちる間、自分のしてしまったことに呆然としていたが崩

れ落ちた瞬間にはとっさに銃をピザ男に向けた。だが、ピザ男も自分の持って

いた銃を明美へと向けた。

ピザ男「はあ…にしてもやり過ぎなんじゃないか!せめて頭じゃなくて体とか

手を狙っておけばあいつを殺すことなくゲームにも勝てただろうに。相棒をこ

んな風にしちゃってさー全く、こんな彼氏をどう思います?」

和也「いいから銃を置くんだ。」

和也は冷淡な顔をしていった。

ピザ男「やなこったね。あんたに渡したその銃を置いてくれたら俺も銃を置く

ね。あんたが俺の自由にしていいと言ったけれどあいにく俺は生きのびたいも

んで。だけどあんたは早く銃を置いた方がいい。あんたはまだハンマーを起こ

してない。もしあんたがハンマーを起こしたらその瞬間にオートマチックピス

トルの俺は引き金を引いて弾丸を撃ってる。もしそうなったら愛しい彼女の頭

がどうなるか分かるよな。」

和也「ふざけるな!いいから銃をさっさと置け、もし彼女を撃ったらその後お

前がどうなるかも分かっているんだろうな!」

今にもハンマーを起こしそうな和也、ピザ男も今にも引き金を引きそうなほど

手に力が入っている。だが、和也の気を落ち着かせようとピザ男は銃をあげた。

ピザ男「わかった、わかったから最後に聞いてくれ、あんたに見せたいものが

ある。これで最後だ。」

和也も興奮気味だが銃をおろして話を聞く。

ピザ男「それはこれだ。これはただの何の変哲もないビデオ用のリモコンだ。

これの巻き戻しボタンを押すとどうなると思う?」

ピザ男がそういった瞬間に巻き戻しのボタンを押した。

すると今までの場面が巻き戻っていく。

だがピザ男だけは何故か巻き戻らず、テーブルの方へ歩いてゆく。

ピザ男「なかなか便利なリモコンでしょう?映画だから出来ることなんですよ。

こういう魔法みたいな、おっと口が滑ったな。相棒ももう少しで復活する

はずだ。さあきたきた。」

ねらーが生き返るがまだ巻き戻りは続いている。

ピザ男「こういう時間って退屈なんだよねー。待ってるだけだし。」

ピザ男はアタッシュケースをあけた時まで巻き戻し、今度は一時停止ボタンを

押した。

ピザ男「ふう便利なもんだぁ。で銃が俺の手に戻った訳だが、このままじゃあ

展開は変わらない。だからルール変えてを最初から弾丸が入ってることにしよ

う。でだこいつが相棒がさっきとった銃でこいつには実弾を込めておく。よし

と、でこいつが和也くーんの笑。でこれには空砲を入れておく。ふーまあこん

なもんかな。撃とうとして弾丸がでなくておろおろする和也君が見物だな。ま

あじっくり楽しもう。」

ピザ男はリモコンの再生ボタンを押し、リモコンを後ろに投げた。

和也とねらーがさっきと同じように2人でアタッシュケースの前に立っていた。

ピザ男「じゃあルールを説明する。この銃で早撃ちをしてもらう。弾丸はもう

入ってるからどれだけ早く相手を撃てるかだ。西部劇みたいだろ。じゃあ銃を

取ったらポッケに入れて位置について俺が合図したら始めだ。じゃあ位置に着

いてくれ。」

二人はさっきの位置に着いて銃をポケットに入れた。

アタッシュケースのそばにピザ男がいる。

ピザ男「始め!」

合図と同時に二人はポケットの銃に同時に手をかけた。和也が銃を引き抜くが、

ねらーはポケットに銃が引っかかりもがいてある。

ピザ男「どうしてお前はそんなにおっちょこちょいなんだ。」

和也はすでにハンマーを起こし、引き金を引くところだった。

ねらー「嘘だろ!ちょちょ待ってくれよ。」

和也は引き金を引いた。

だが、なにもでなかった。もう一度ハンマーを起こし、引き金を引いても無駄

だった。ピザ男の笑い声が部屋中に響く。

和也「だましたな!全部空砲だろ!」

ピザ男「さあな?運悪く弾丸詰まりが起きたんだろう。それよりそんなことよ

りあっちのほうを気にした方がいいんじゃないか?」

和也はねらーの方を向いた。そこにはハンマーを起こして引き金を今にも引き

そうなねらーがいた。

和也の顔が引きつって声を発しそうだったが、声を出す間もなくねらーは引き

金を引いていた。

ねらーは5発全部を撃った。

和也は5発すべてを受け、崩れ落ちた。

和也は首、腹、両足、右手を撃たれて血を流して倒れていた。。

ピザ男「ふうゲームが終わった終わった。めでたしめでたし。お疲れさん」

ピザ男は拍手をし始めた。にっこりと笑って。

一旦エンドロール。

エンドロール後

ピザ男が和也の死体をのぞきこんでいる。

ピザ男「ああ死んじまったなあ。」

ねらー「ああそうだな。」

ピザ男「そろそろお姫様を解放してやれ。」

ねらーは画面から消え奥の方へ歩いていった。

ねらーが戻ってくると、隣には手錠でつながれていたはずの明美がいた。

ピザ男「にしても彼氏がいやだからってこんな大掛かりなことをするなんてあ

んたも悪い女だな。」

明美「まあね。ほめてくれてありがとう。」

ピザ男「ところでさ、この映画にでたギャランティーのほうはどうなるんだろ

うね?」

明美「あ、それうちもきになーる。」

ねらー「何馬鹿なこと言ってるんだ!こんな短編映画のギャラなんてタダ同然

に決まってるだろう!」

明美「それはいいとしてこの死体どうするよ?」

ピザ男「うーん、考えるのも面倒くさいし、そろそろ8時だ。どっかでめしで

もくわね?」

明美「あーナイスアイデア!私もちょうどお腹すいてたんだよね。そうしよそ

うしよ!」

ねらー「こんなんでいいのか?」

ピザ男「そうと決まったら早速行きますか!」

ピザ男は立ち上がり、それにねらーと明美も続く。

ねらー「なあこの不愉快でぐだぐだな映画を見たお客さんがどう思うことや

ら?主人公が死んでお客さんの気持ちはどうやって救われるんだ?」

ピザ男「そうだなあ。お客さんにはこのことを忘れないでほしい。たとえ主人

公が作品の中で死んで絶望的になってもこれはあくまで映画ということかな。

まあこんな作品を最後まで見てくれてありがとう。またどこかでお会いしまし

ょう。さて晩飯はなにがいい?俺は牛丼かな。」

明美「じゃあ私はカレーにしようかな?」

そんなたわいもない話をしながら3人は教室を出て行く。

最後に和也の死体だけが数秒映る。

The End



備考

直接的な表現はゼロにします。そのほうが撮影の手間が省けるので。

逆再生の場面はそのままリバースするか、使えそうだったらリバースandクロマキーで。

質問意見等ありましたらコメント欄orメールやLINEで。