「いい?もう1度まとめてみるよ。まず、マサルは何がしたいのか、良く考えて。facebookのリア充に嫉妬してるだけじゃ物事は前に進まないからね。」

「わかってますよ。でもあんなの見せられてたら焦りますって。てゆーか、そもそも自分は人に頼られたいと言いますか、役に立ちたいとでも言いますか、、、」

「全然だめっ!!」

俺が答えようとしているのを遮る形でメアリーがぶっ込んで来た。

「あんた分かってないね。他人の目を気にして生きてるだけじゃんそんなの。他人がどう思おうと勝手だよ。他人様の評価を気にして生きてきたから評価がないと動けなくなってるってことにまだ気がつかないの!?自分の行動の原動力ってなに?パッションだよ!フィーリングだよ!他人がいいねって言ってくれることじゃないんだよ!?」

「でも、、、」

他人がいるからこその自分じゃないかっ、て言おうとしたところで再度かぶされた。

「いい?人間なんて宇宙の歴史から見ればゴミくずみたいなほんの一瞬でしかないんだよ。それは歴史になんの影響を与えるわけでもなく、誰が何をしようとされようと大勢に影響はないわけさ。その中であくせく人のお役に立ちたいと願ってもどうでも良くない!?それよかほんの一瞬の人生なんだから楽しまなくってどうするの!?でしょ?」