・本来の意味は技術?

芸術の訳語として英語のアート、ギリシャ語のテクネー、フランス語のアール、ドイツ語のクンストなどがありますがそれぞれ本来「技術」を指していて今現在考えられているアートの意味(良い技術、美しい技術)は本来の「art」の一部を占めるに過ぎない第二義的なものであった。

 

・技術の細分化

 

18世紀以降、科学技術の発展に伴いそれまで「ものをつくる」という活動において大きな比重を占めた装飾的な部分よりも、科学的知識を応用した実用性の向上が圧倒的な意味をもつようになる。これにともなって各種の技術は分業化と細分化が進み、現代でいう技術(technics,technology)に再編されるのに対し、建築などの人工物を装飾する美的要素がこれと分化独立しながら、従前の「art」という呼称を引き継ぐことになった。

つまり実用的なのが技術で実用的ではないのがアートになった。

 

・まとめ

アートの本来の意味は技術。

18世紀以降に科学技術の発展に伴い技術が細分化され「実用的な技術」と「美的要素を含む技術」が分離した。

「実用的な技術」=現在の技術

「美的要素を含む技術」=現在のアート