アロマセラピーという言葉は、80年前、フランスのガットフォセという研究者によって作られました。彼が実験中に火傷をし、患部をラベンダー精油に浸けたところ跡形もなく治ったそうです。そこで彼は、精油の効能を科学的に実証しようと研究し、さまざまな書籍を残しました。
アロマセラピーは、メディカル・アロマセラピーとエステティック・アロマセラピーという、大きな2つの領域に分けることができます。エステティック・アロマセラピーは美容を「目的とするもので、エステティック・サロンなどで行われるものを指します。メディカル・アロマセラピーは、病気の治療や予防、症状の緩和を目的としたものですが、看護、介護利用域でもよく利用されています。エッセンシャルオイルが持つ多種多様な作用を利用して、ほとんど全科にまたがるさまざまな症状や疾患に活用されます。また、院内感染の予防に用いたり、病室や介護施設の独特の臭いを取り除いたり、患者と介護者、家族とのコミュニケーションを円滑にさせたりと、とても幅広い使い道があります。
エッセンシャルオイルは精油とも呼ばれ、様々な芳香性植物の花びらや葉、枝、種子、根、樹脂などから抽出された、100%天然の、非溶水性の混合物です。
