ずっと放置していたので区切りとして書いておきます。
この1年間、ご要望もあって講座の立ち上げサポートに注力していました。
小学校から英語教育が始まり、教育格差の拡大を察知した方々からのご要望に対応。
目先の対処法と数年後の視点がある場合に限って協力させていただいてます(^^♪
ずっと放置していたので区切りとして書いておきます。
この1年間、ご要望もあって講座の立ち上げサポートに注力していました。
小学校から英語教育が始まり、教育格差の拡大を察知した方々からのご要望に対応。
目先の対処法と数年後の視点がある場合に限って協力させていただいてます(^^♪
(Part1)からの続き
3.持続させるコツ
英語需要は高まっているとは言え、英語が公用語でもない日本で英語を学習し持続するのは大変です。
コツの一つにプロセスに集中することだけ考え「目標クリアした自分を空想や想像をしない」というのがあります。妄想すると腑抜けになったり気分がよくなるだけで終わりがちです。
1.2.を実践いただき「もし目標をクリアしたら自分が次の目標とすることは何だろう?」と次のプロセスを考えるのが持続化のコツです。
英語学習には終わりがないということが当然と思えてくればシメたものです。
4.過去に正しかった学習法を引きずらない
今、小学校入学前から英語に接するお子さんは多く、遅くとも大学受験前には英検準一級は取得させようとする教育熱心な家庭も増えています。
これを主導するのはご両親ですから、ご両親の行動思考がそのままお子様に反映されます。
例えばネイティブ信仰や高額教材「〇〇の英語システム」を買い与えるなど…
これらが満たすのは、両親の「子供にやってあげた感」だけです。
早期の教育コストは結果に見合わないという意見もあります。
お子様に思考が影響すること、お金を大事にしたい方はよく考えましょう。
で、英語に馴染むのが目的の幼児期と、英検を受験する小学生では、同じような学習方法で対応は出来ませんよね。
レベルが上がると、そのレベルに応じた学習法があります。
大人の方で、自分の学習スタイルが出来上がっている人にお薦めなのは
「抵抗があっても、新しい学習法を否定せずに少しだけやってみること」です。
これまでの方法論に依存し過ぎると、信念が自分自身と一体化するような心理状態になるかもしれません。
「学習法を否定されると自分が否定された気になる」ことです。
そうなると自分を守ることが優先され、相手を否定することが目的化し、
行動を変えられないこともあります。
心理的には「聞きたくないことは聞かない。見たいものしか見ない」という状況です。
先生方は目標に最短で到達するため逆算して学習法を設定しています。
結果を出している人があなた用に作ったプラン、ノウハウは一度は素直にマネしましょう。
先生の教え方が押し付けだったりメンターとして信用できないのなら(期限を決めて)他の先生を探しましょう。
結局、いかに結果が出ている人をまねるか
どうしてもあなたが独自の方法で目標に到達するには無駄が多いです。
自分のエゴを優先して言われた通りに学習もせず成果も出せない人が多いんです。
結果が出てない人の口癖で多い「これ意味あるんですか?」は、「もっと楽な方法無いの?」「めんどくさいなあ。あんまり頑張りたくないよ」と同義だいうことも覚えておいてください。
期限を決めて、まずは信じた先生の言うことを聞いて徹底的にトレーニングしてください。
英語学習の情報ってホントに多すぎですよね。
何からやったらいいのと迷っている方には、具体的な学習法よりも心理面から整えるべき点をいくつか挙げてみます。
1.欠乏感やコンプレックスからの学習は長続きしない。
よく「留学時に悔しかったのがきっかけで…」とか体験談やエピソードを耳にしますがきっかけとしては有効であってもそれだけでは練習は続きません。
学習の習慣化と到達目標までのプロセスを苦行と思わないパラダイムが全てです。
言い換えると「苦あれば楽あり」や「臥薪嘗胆」なんてメンタリティだと耐え忍ぶプロセス自体が目的化するので、目標達成は遠のきます。
他にも、お客様意識が強い人、依存心が強すぎると何か講座を受講しても努力が楽しめない。「これ意味あるんですか?」が口癖の人はプロセスを楽しむパラダイムではなく、人のせいにしがちですので英語が上手くなる確率はガクンと下がります。
2.目標設定の方法
自分自身が気付いていないことも多いですが、そもそも目標設定が誰かに影響されている。自分の目標だと思い込まされていることは多いです。日本人はファッションでさえ横並びというか、「悪目立ち」という言葉を過剰に怖れる人種なので無意識に人の考えを正解にしちゃってることは多いです。
「英語を使って人の役に立ちたい…」は、実は「人に承認されたい」という自己重要感を満たしたいだけの場合もあります。
セミナーかなんかで高揚感に任せて決めた目標も正常な精神状態では覚めているので達成は難しいです。
おすすめは「なぜそうなりたいか」と自問自答し、それが自分の心の声かどうかを数日~数週間かけて確認することです。そこに素直に向き合えれば具体的な英語の学習方法や内容も自動的に決まります。あれこれ人に左右されたり、学習法や教材のコレクターにならずに済みます。と言うことは学習の途中で挫折する確率もグンと低くなるのです。
(Part2へ続く)
毎日英語で遊んでいればそれで十分 (Part2)
危機感や不安で頑張ろうとしても英語の学習は続かない
英語はやればやるほどレベルは上がるので、あなたが満たしたい欲望や自尊心、虚栄心などもドンドン湧いてきます。危機感や不安ではなくあなたの欲望を使わない手はありません。
過去にステップアップし転職や出会いを獲得した人は皆さんその欲望と目標設定がうまい方々でした。一方で「リストラ回避でTOEIC くらいは持っとかないと…」「部下に馬鹿にされたくない」なんて不安や恐怖を英語学習の原動力にすると楽しくないので意外と続きません。
「変わりたい!」「○○したい!」を原動力に英語に触れる
「ゲスい」きっかけでも良いじゃないですか「自分は、○○が好きで何をしたい」国や企業の要請ではなく個人で心の底から英語でやりたい事を少しずつ感じましょう。
それが見つかるまでは高額な講座や教材にお金を使ってはいけません。
実は世の中には英語で何をするかまで考慮して商品化されたものがありません。

そういう経緯で英語で遊ぶコミュニティを作りました。
最終的には英語の学習相談から発音練習法まで共有できるコミュニティにします。
個人で活躍する色んな業界の英語話者にも参加してもらい。
毎週日曜ワンコインで参加できるお手軽カフェイベント:
ヒデイングリッシュの「ぐで」イングリッシュ
毎日英語で遊んでいればそれで十分 (Part1)
昨年から国と経団連主導の「英語改革ごっこ」について色々考えてきました。学校が受験以外には何の配慮もしてくれない中、英検二級を勝ち取った高校生や、分をわきまえず(良いこと)ハイランク転職を成功させた人などのお手伝いして人に振り回されず「自分で覚悟決めた人は結果が出せる」という事を改めて教えられた年でした。
で、僕は単語クイズでも英作文でも発音矯正でも「毎日やっていればあなたはいずれ英語の使い手になるだろう」という結論に落ち着きました。
英語なんて「必死にやるほどのモノでもない」
僕は専門学校講師やコンサルタント、ハイブランドでの部下育成などで数千人と接してきました。そこで思うのは、言い訳する人は切羽詰まってないです。
今年の春も20人ほど英語学習のお手伝いをしました。皆さん仕事もあるし、英語なんかなくても十分稼げている。
「英語やりたい!」って言っても、帰ったらクタクタだし英語の優先順位は低いし、英語に回せる時間は少ないってのが実は多かったですね...
そんな方は潔く未来に英語学習を「先延ばし」すれば良い。必要な時にやれば良い。その時が来ないのならそれでもイイじゃないですか。
雇用されている人は英語はできた方がイイ。仕事を与えられる状態からして受け身なことに気付きましょう。英語の仕事が回って来た時に出来なければ次の機会はないかもしれません。ただし、焦る必要はありません。