ジェーン・エア、白バラの祈りを観て
ジェーン・エアを観てミア・ワシコウスカ演じる知的な女性、ジェーン・エアの言い様のない悲しみを湛えた表情にひかれてDVDを観ました。現在と過去が交互に映されるので見始めは、これがどう繋がるんだろうと考えさせられましたが、すこしずつピースがはまっていって全貌が明らかになったとき、ミステリーのようでラブストーリー、悲恋かと思いきやハッピーエンドという、不思議で美しい物語が見えてきたように感じました。最期までジェーンに文句を言っていた伯母さんに、彼女が毅然として、「愛そうと憎もうと私はすべてを許します」と言い放ったのには、憧れてしまいました。白バラの祈りを観てナチスに対する抵抗グループである白バラに所属していたゾフィー・ショルの勇気と、心に響く言葉の力に圧倒されました。今の自分と同じ大学生が、命を懸けて市民に真実を伝えようとし、どんなに抑圧されようとも萎縮することなく、強い気持ちを持ち続けた生き方に感動しました。処刑場に連れていかれる時、彼女が仲間に向けて言った、「太陽は輝き続けるわ」という最期の言葉に胸を打たれました。知的で心優しく、人情があり、自分の良心にまっすぐに生きた彼女の存在と、輝く太陽が重なって感じました。二本とも女性が主人公の話だったので、感情移入しやすく、自分ならどうするか、自分はこれからどんな人間になるべきなのかを考えさせられました。またいつか、もう一度観ようと思います。