青色発光ダイオード(LED)の開発でノーベル物理学賞の受賞が決まった米カリフォルニア大の中村修二教授(60)は5日、関係改善を呼びかけていた開発当時の勤務先の日亜化学工業(徳島県)から、小川英治社長との面談を断られたことについて「一言で言えば非常に残念これ以上進展はない」と述べた中村さんと同社とは発明の対価を巡り裁判で争った
山口俊一科学技術担当相への表敬訪問後、記者団の質問に答えた中村さんは「日米二つの裁判を通じて関係が険悪になったが、ノーベル賞と文化勲章は日亜化学の貢献が大きいので過去は清算しようと提案した拒否されたということだから、これ以上どうしようもないということですね」と、自分に言い聞かせるように語った
メジャーリーグでは、フリーエージェント(FA)選手との交渉、契約が解禁となったが、このオフ、多くの日本人メジャーリーガーがFAとなっている
・イチロー(ヤンキース)
・黒田博樹(ヤンキース)
・松坂大輔(メッツ)
・青木宣親(ロイヤルズ)
・藤川球児(カブス)
・川崎宗則(ブルージェイズ)
・中島裕之(アスレチックス)
・上原浩治(レッドソックス) レッドソックスと契約済
・和田毅(カブス) カブスと契約済
上原浩治(レッドソックス)、和田毅(カブス)もFAとなって移籍する可能性があったが、いずれも独占交渉期限内に旧所属チームと再契約レッドソックスは上原を、カブスは和田を高く評価他チームとの交渉を阻止した
ヤンキースからは、イチローと黒田がFAイチローに関しては、ヤンキースが再契約のオファーをするのでは、との見方があるが、あくまでも控えで、今年と同じような役割を求められるだろうと見られている一方、他チームから、レギュラー含みのオファーがあった場合、イチローはどうするのか
ざっとリーグを見渡すと、パドレスはイチローのようなタイプの選手を探しているジャイアンツも、外野手が少なくとも一人欲しいマリナーズは、相変わらずライトが空いたまま
パドレスは長くプレーオフから離れているが、投手力が整って来た防御率はナ・リーグ2位広いペトコ・パークなら、イチローの守備力がより生かせるとの思惑もあるようだこの5年で3度もワールドシリーズを制したジャイアンツは、アンヘル・パガンが故障がちプレーオフでは、グレゴー・ブランコが穴を埋めたが、あくまでも応急処置彼らとしては、もう少し計算の出来る外野手が欲しい
今年、惜しくもプレーオフを逃したマリナーズは、イチロー移籍以来、ライトが固定できない1番は今年7月、オースティン・ジャクソンの補強で埋めたが、三振が多く、不安定ライトを守れて、1、2番を打てる選手が欲しい事情を考えると、本来、一番ぴったりと当てはまる
黒田に対しても、ヤンキースは再契約のオファーをするだろうマックス・シャーザーを獲得する噂があるが、現状では、田中将大、C.C.サバシア、マイケル・ピネダが柱故障さえなければ力のある布陣だが、サバシアとピネダは故障が多い田中も肘のことがある過去5年、先発ローテーションを守り続けた黒田の存在感がそこで増している
ただ、ヤンキースは、クオリファイング・オファーを見送ったということは、他チームが契約をしても、ドラフトの指名権を譲渡する必要がないこれで黒田を狙っているチームは積極的に動けるジョシュ・ベケットが引退し、先発枠が空いたドジャースあたりが、触手を伸ばすかもしれない
メッツの松坂は、あくまでも先発にこだわるなら、昨年のようにマイナー契約でキャンプに参加し、先発ローテーションを争う、という形が考えられる中継ぎでも、ということであれば、もう少し選択肢が広がりそうだしかし、今季は終盤、故障もあったが、アピールする時間そのものが限られたそこがどう響くか
青木に関しては、まずは、ロイヤルズとの再契約が考えられるが、チームが求めているのはパワーとなると、青木はその方向性と異なるカンザスの地元メディアの間では、移籍するだろう、との見方が強い
もっとも、移籍先について、苦労することはなさそう9月は、打率.373、出塁率.432という数字を残し、プレーオフ進出を決める原動力となった早くもホワイトソックスが興味を持っている、という報道があったが、イチロー同様、パドレス、ジャイアンツ、マリナーズなど外野手を探しているところは、その存在に十分気づいているだろう他には、レッズ、ツインズ、メッツ、タイガース、レンジャーズ辺りも外野手が欲しい
今季8月、トミー・ジョン手術からの復帰を果たしたカブスの藤川まだ、状態そのものは回復途上であるため、どのチームも彼との契約には慎重になるだろうとなるとおそらく、マイナー契約を交わしてキャンプに参加し、開幕ロースターを争うシナリオが現実的か
日本球界復帰も匂わせている川崎宗則も、メジャーに残るのであれば、最初は、マイナー契約かもしれないただ、過去2年、そこから這い上がり、昨年は74試合、今年は69試合にスタメン出場ブルージェイズの評価が高いだけに、内野のユーティリティとしてメジャー契約を交わす可能性はある
中島も、現時点では、マイナー契約しかもらえないだろうその場合、キャンプに招待されるかが、焦点となるメジャーのオープン戦に出場できなければ、アピールする場さえ与えられないことになるだけに、招待されないような契約ならば、日本球界復帰が現実的か
日本から、ポスティングシステムを利用して移籍する可能性があると米国で報じられているのは、オリックスの金子千尋と広島の前田健太
前田に関しては、「MLB TRADE RUMORS」というサイトが、アストロズが獲得するだろうと予想していた金子に関してはまだ、“日本では、こう報道されている”という程度で、米国発のニュースがないのが現状ただ、日米野球で好投でもすれば、状況は一変しそうだ
阪神の鳥谷敬に関しては、さらに報道が少ないただ、内野手のフリーエージェントが少ない状況ではあるので、遅かれ早かれ、名前が挙がりそうだ
さて、日本から来るであろう選手も含めれば、これだけ多くの日本人選手に移籍の可能性があるシーズンオフも珍しい今後だが、来週、アリゾナで行われるGM(ゼネラルマネージャー)会議あたりから徐々に動きが出始め、来月のウィンターミーティングで一つのヤマを迎えることになる
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これに対し、同社は4日、面談を拒否する方針を明らかにした理由として「弊社に対する深い感謝を公の場で述べておられ、それで十分貴重な時間を弊社へのあいさつなどに費やすことなく、物理学に大きく貢献する成果を生みだされるようお祈りしております」とのコメントを発表していた
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