さて遅くなりましたが、今回も勝手にやります!
新譜「扉」の楽曲解説を!
かっこよく言うとセルフライナーノーツというやつを!
記事の最後に視聴用トレーラー動画とMVを貼付けているので、読んでから聞いて頂けると嬉しいです。
【Intro ~Open~】
もともと4曲入りのデモにする予定だったんですが、ある日不意に「ノスタルジア」への導入曲が欲しいと思って、じょーじに「導入曲みたいなの作って!かっけーやつ!」と言ったらこんなに素敵な曲を持ってきてくれました。
この曲からのノスタルジアが最高。
ランダム再生はお勧めしません。
個人的にこの曲のロングver.を作って欲しいです。
寝る前に聞きたいです。
それくらい心地よい曲なのです。
【ノスタルジア】
去年の年末に屋久島に帰って、地元の友達とお酒を飲んだ時にこのタイトルの曲を書く!って決めました。
内容は本当に歌詞のままです。
ここまでストレートな歌詞を書いたのは初めてだと思います。
社会人になってから、嫌な事増えたし、人間付き合いに気使うし、毎日毎日売上の数字ホワイトボードに張り出されて誰かと比べられるし。
正直こんな仕事向いてないと思ったりして、何回も辞めたいと思ったりして。
でもなんとかやっていけてるのは本当に故郷の友達と連絡取ったりした時や、里帰りした時に吸った空気、見た景色がパワーになってるのは間違いないわけです。
これはカタチにせねば!と思い、僕の場合は歌にしました。
うん。
がっつり自分に向けた歌です。
でも誰にでも届く歌だと思っています。
【トゥモロー】
実はこの曲は3年前くらいに作った曲で、ライブでも多分当時3回くらいはやった曲なんです。
僕の親友に東京で役者をしている真辺幸星という男がいるんですが、彼が大学の卒業制作で自主制作のドラマを作るから、主題歌を書いてほしいと言われ台本をメールで送ってもらってそれを読んで書いた曲です。
脚本を読んで曲を書くというのが初の試みで、当時は正直不安しかなくて。笑
その台本を読んだ僕個人のイメージだったり気持ちだったりしたので。
本当に「この作品の曲」として成り立つのだろうか?を悩んでいました。
歌詞も何回も何回も練り直したし、曲はメンバー全員で僕の家に泊まり込んで合宿的な感じ作り上げました。
出来上がったドラマはすごく良かった。
この作品の曲を書けてよかった。
不安が無くなった瞬間でした。
「アシタヘカエル」ための歌です。
【ネバーエンディングストーリー ~扉ver.~】
約3年前に全国流通のオムニバスに収録というカタチでたくさんの方々に知ってもらった曲です。
YouTubeにあげてる動画の中でもダントツの再生回数。笑
ライブではほぼ毎回やっていると思われます。
それだけ僕らにとって大切な曲なんです。
今年からじょーじが正式メンバーになって、この曲は絶対に再録したいと思ってました。
前の音源よりも凄くいい曲になった。
だから「~扉ver.」です。
じょーじの鍵盤も入って最高にキラキラになったし、僕等も当時とは違った思いで演奏したり歌ったりできたから。
もっともっとこの曲が好きになったし、大切になりました。
自分が信じた道を突き進んでください。
間違いなんてないので。
正解もないので。
自分自身で確かめて決めてください。
【せんだん】
デモの最後を締める曲。
初めて弾き語りの曲をレコーディングしました。
ファーストテイクイズベストとよく言いますが、この曲はほぼ一発OKで録れました。
久しぶりにハーモニカも吹いた。笑
せんだんというのは僕の母校の校庭に立つ「せんだんの木」から。
この木は学校のシンボルであり、生徒の思い出の中には必ず残っている木です。
当時から生徒数が少なく、留学制度をとっていて、全国から毎年留学生が来てました。
地元の生徒が本当に少なくなってしまっていたので、友達がいっぱいできて本当に嬉しかった。
いまでも全国各地に友達がいるのはこの「かめんこ留学」のおかげ。
そんなたくさんの友達といつかまたせんだんの木の下で会いたいなっていう歌です。
ビールでも飲みながら朝まで語り明かそうぜっていう歌です。
それぞれの夢に向かって生きてます。
ゆっくりだけど一歩ずつ進んでいます。
だからまだまだ終われないんです。
以上、まだまだ書き足りないくらいですが、書きすぎてイメージを植え付けすぎるのも嫌なのでこの辺にしておきます。
どう感じるかはその人によって全然違ったりもするので。
僕はこんな気持ちで作りました。
聞いて頂いてそれぞれで色んなことを感じてほしいです。
たくさんの人にどんな形であれ届きますように。
HIGH-D4「扉」トレーラー
HIGH-D4「ノスタルジア」MV
朝晩涼しくなってきました。
夏が終わってしまってセンチな毎日です。
8/30、8/31に香川県 小豆島で開催された「shima fes SETOUCHI 2014」に出演させていただきました。
3年前にTwitterで知ってずっとずっと気になってたフェス。
出たい!って思ってたフェス。
結論から言うと、もう最高でした。
振り返れば海、見上げれば空。
最高のロケーションでのライブ。
地元小豆島の方々の愛を凄く感じることができるフェスでした。
個人的に大好きなキヨサクさん、スネオヘアーさん、鶴のライブはもちろんのこと、あの場所で鳴る音全てが最高でした。
メインステージには信じられないほど心地よい風が吹いていました。
サブステージではプールサイドで小さい子供が楽しそうに踊っていました。
フードは地元の特産品がズラリ。
ほとんど食べました。
美味かった。
本当に素敵な時間と景色と匂いがそこにありました。
代表の丸尾さんに半ば無理やり出させてもらった今回の島フェス。
本当に感謝しかないです。
こんな素晴らしいフェスを一緒に作ることが出来て幸せです。
今回はアコースティックセットでの出演でしたが、もっともっと頑張って来年はバンドで出たい!と心の底から思いました。
丸尾さん、島フェススタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
小豆島はベースの赤松の故郷でして、ちゃっかり凱旋ライブだったのですが、当日は赤松家が大集合で応援に駆けつけてくれたりとこれまた愛を感じました。
おばあちゃんまで見に来てくれて。
本当に嬉しかったな。
小豆島で育った赤松が羨ましくなるほど島に魅了されてしまいました。
僕も屋久島という故郷があります。
いつかは屋久島でこんなお祭りをやりたいって思ってます。
本当に。
だからこそもっともっと頑張る!と改めて思えました。
本当に素敵な島フェスでした。
また行くよ!!!
小豆島!!!











