年始一発目の推しくん出演舞台。
ディスグーニーのゴーストライター。
大阪公演を観てあまりに衝撃を受けて
千秋楽配信を見ながら廃人のようになっておりましたが
少しずつ落ち着いてきたので(遅)
備忘録程度に残しておきます。
(バチバチにネタバレです)
私の推しこと、橋本祥平くんは
ルイ14世とフィリップ王の二役。
ちなみに全然前知識いれずに会場まで行って
一緒に行った舞台好き友達に
えーーーー推しが貴族なんですけど!!!
とか叫んでた自分が恥ずかしくなったのは言うまでもない←
初っ端、超絶可愛いルイくん登場!
まるで5歳児のようにきゃっきゃっしてて
見てるこちらの母性が溢れ出しまくり。
数分後にはその母性諸共天まですっ飛ばされるわけですよ。
客席で、
「え?なに?この人怖い怖い」
ってシンプルに怯えちゃったよね。
その後も何回か出てくる闇ルイ様。
登場の勢いも相まっていちいち怖いんだわ。
しかも何が恐怖って、身近な人には手を出さない。
でも、その周りから痛めつけて消して行こうとして
1番身近な人は自分のそばから絶対に離れさせない。
監禁とまでは言わないけど、精神的に縛りつけまくってるのがやばすぎた。
正直1回目のときは、あんな役の推し見たことなかったので
色んな意味で頭がスパークして大変だったんだけど
2回目の観劇とか配信を見ながら
ルイについて色々と考えるようになって。
ルイは孤独なんだなって見れば見るほど胸が苦しくなる。
勿論やっていることも中身もそれはそれは酷いんだけど
そうならざるを得ない環境にあることも確かで。
2幕でマリーに
「民衆にどう思われているのか知りなさい」
って言われたルイが
「知ってるよ、国の統治のため決めたことだから」
みたいなこと言うのね。
ルイは痛いくらいに民衆の思いを知っていて、
あえてそこに飛び込もうとするのもつらくて。
フィリップは、ただ双子に生まれただけで
ルイが泣いてしまったからという理由だけで
仮面をつけて閉じ込められていたけど
あの優しさやひとつの言葉に、あんなにも集う人がいる。
ルイの周りは、形式的には沢山人はいるけど
ルイ自身が心から信じられる人はもしかしていなかったのかもしれないなあと思って。
あと、元三銃士の3人がフィリップの言葉を聞いて
集う場面を見ながら思ったことなんだけど
(もしかしするとこれは私が理解しきれなかった部分なのかもしれないんだけど)
あの3人も、フィリップが国民の前に出てきた時
受け入れられる世界を作りたいと思って今までやってきた的なこと言ってて
あれ?これはいよいよルイが1人になってしまう…?っていうか今までもかなり孤独だったんじゃ…?
と、心臓が抉られるような気持ちになってしまって。
だからこそ最後に元帥が盾になってルイを守ったのを見て
少しだけ救われたような気はしたけどね。
それでもやっぱり悲しすぎるんだよなあ。
最後に死を選ばなかったことも救いではあったかな。
祥平くんのお芝居には嘘が無いなって今回も思って。
ルイとフィリップってかなり対極だし
なんなら衣装も同じで照明や音楽だけで切り替わる場面も沢山あって
でも、それが形式だけではなく
本当にその人自身で、心からその人の人生を生きている感じ。
配信で見てびっくりしたのは、本当に瞳が違うんよ…。
私の拙い語彙力では表現しきれないんだけど←
とにかく今回は振れ幅が凄すぎて
観劇し終わった後当分の間笑顔の祥平くん見ても
ルイがチラつく病気に陥りました(引きずりすぎ)
憑依型役者さんってほんとすごいっす……!!
ゴーストライター自体もすごく色んなことを考えさせられる舞台で、
題材的に現実にいた人と物語上の人物が交錯していくわけですが
ざっくり言ってしまうと、そこにみんなちゃんと存在してるんだよね。
劇作家の2人が競うように書く、その登場人物達がさまざまな物語を辿り、時には物語を追い越す。
みんな、"生きてる"んだなって思って。
ダルタニアンがマケのことを友達だとか救ってくれた命だからとか言うけど、
マケは途中で物語からダルタニアンを消そうとする。
作家がそう書いてしまえば、物語上のキャラクターは簡単にいなくなっちゃう。
そんな悲しい話はないなって思って。
みんなそれぞれに生きていてそれぞれの物語があって
簡単に終わったりなんか出来ない。
そういう"生きる"っていう足掻きがそれぞれにあって
心がガンガンに揺さぶれた。
猪野ちゃんが最後の挨拶の中で窪寺さんのことにも触れてたんだけど、
"いる、いないをこっちが決めるなって話なんですけど"
みたいなことをちらっと言った時に
なんだか諸々が腑に落ちて。
信じていればみんな生きてる。
忘れなければ、みたいなことよく言われるけど本当にそうなんだよね。
心の中でもどこであっても、どこかに存在があればそれは生きているということになるのかな。
(……書いてるうちにまとまらなくなりました)
見れば見るほど深まるお話で、また見たい何回も見たいって思える作品でした。
所謂原作ものっていうのも、私は結構好きだし
祥平くんの再現度の高さにびっくりするけど
こういうオリジナル作品は一から役を作っていくから結構好きで。
まあなんにせよ、祥平くんのお芝居が好きってやつ(語彙力低下)
ちなみにめちゃくちゃ好きだった場面は
民衆に紛れて騒いでたルイが突然短剣で刺しまくるところです、まじで良すぎた
狂気でしかなくて震えまくりましたよ本当に。
私、狂気役者ばっかり好きになるから…………
コロナが無きゃ、東京にも遠征したかったなあ。
円盤を大人しく待ちます🤪