★タイトルにもなっている質問。
Q:人間は、掃除をしなくても生きていけるのか?
…答えは、
…Yes
以前、
この記事 でも紹介したように、
元来、掃除というのは、精神修行的な要素から発展してきたものであり、
人間の生死に直接かかわってくるような事は、一切ありません。
故に、
別に掃除をしなくても、生きてくことはできます。
…ただし!
快適な生活を求めるとなると、話は別ですけどね。
具体的に話すと、
掃除をしなくても、生きていくことはできるが、
快適な生活を送る事は、絶対にできない。
っていう事なんです。
★最近大きな問題となったいじめ。
児童虐待。
ひきこもり。
不登校。
DV。
これらが繰り返されている家庭内の環境は、すべて不衛生な環境。
つまり、掃除が全くされていないに等しい環境である場合が多いです。
虐待児童が年々増加しているのに比例して、
劣悪な家庭環境も増加している。
そう考えて間違いない。 …と、僕は確信しています。
なぜ、このような劣悪な家庭環境が増えているのか?
その一つの原因が、「掃除をしなくても生きていける」という、
現代人にありがちなこの価値観です。
★一昔前までは、
男は外に出て働き、女は家を守る
という考え方が普通でした。
その時代の女性たちは、
徹底的に家事や掃除をたたき込まれてきたと思うんです。
いわゆる、
花嫁修業というやつですかね。
ところが、現代では、
家事や掃除をたたき込まれる環境自体が無くなってきた。
たたき込まれなくても十分に生きていけるほど、物や金があふれてきた。
自分にできなければ、お金を払って誰かにやってもらえばいい。
苦労をしなくても、お金を払えば快適な環境が手に入る時代。
こんな現代の贅沢な環境が、
「掃除ができなくても生きていける」 という考え方を当たり前にしてきた。
僕は、そう考えるんです。
★「掃除ができなくても生きていける」
この考え方は、間違っていないかもしれないけど、正解ではありません。
なぜならば、生きてはいけるけど、快適な生活はできないからです。
ここを正しく理解した上で、
現代に合ったやり方で、家事や掃除を徹底的にやるべきなんです。
正しい理解のもとで快適な生活を徹底する。
そんな家庭環境が増えてくれば、
いじめや虐待等の数は、おのずと減っていくことでしょうね。
【今回の一言】
人間の生き方にも原理原則がある。
8月11日
トクさんでした。
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