★巷では、表題のような謳い文句で、いろんなお掃除ネタが公開されています。
でも、
これらのお掃除ネタを仕入れた主婦の声を聴いていると、
「最初は張り切ってやるんだけど、
結局続かないんだよねー笑」
と、いう声が耳に入ってきます。
あなたは、いかがですか?
ハウスクリーニングのプロであり、クリーンカウンセラーの僕から言わせると、
“誰でも楽に掃除ができる!?”
そもそも、この考え方自体、いかがなものかと思います。
★ここで、掃除の歴史について少し触れてみたいと思います。
( 参考:http://www.cairnworld.com/cat746/ )
そもそも、日本における“掃除”のはじまりは、7世紀の飛鳥時代、いわゆる、
大化の改新の前後の頃から始まったとされています。
この頃の掃除というのは、
どちらかと言えば精神修行的な要素の方が強かったようですね。
現在のように、庶民の間にまで掃除が根付き始めたのは平安時代頃だそうです。
突然歴史を振り返りましたが、僕は、声を大にしてこう言いたいわけです。
↓
↓
↓
“楽で簡単な掃除”なんて、
絶対にあり得ない!
…だって、掃除というのは、元をたどれば精神修行の一環だったわけですよ?
「楽で簡単に…」という概念自体が、そもそも間違っていると思いませんか?
★巷では、このような間違った概念でお掃除ネタを公開しています。
例えば、このような謳い文句の本を買った人は、きっと、
「楽で簡単に掃除ができるなら…」という想いでその本を買われたと思います。
でも、実際に本のとおりにやってみても、
結局、面倒くさいし、楽ではないし、簡単そうに見えて案外複雑だし…
…みたいな経験をされている人も、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
これは、当然の結果。
なぜならば、そもそも掃除は、“楽で簡単な”ものではないからです。
★そもそも…
掃除は、面倒で重労働だけど、快適に
生きる上では“絶対に必要”な行為。
これが、掃除の大前提。
誰もがそう思っていながら、そう思いたくなくて、目を逸らしている、この前提。
まずは、この大前提を素直に自分の心に自覚して見て下さい。
「掃除は面倒くさい。」
「掃除は大変だ。」
「できるならば、掃除なんてやりたくない。」
…それでいいんです。
その考えは、決して間違ってはいないのです。
ただし、
次の事も自覚しなければなりません。
「それでも掃除は、絶対にやらねばならない!」
掃除は、楽に簡単にするものではなく、重い腰を上げて、
「よっしゃ、やるか!」と、決意を強くしてからやってもいいんです。
重い腰を上げて、大変な思いをしながら部屋をキレイにするからこそ、
キレイになった時の悦びが格別なものになるんです。
★なぜ今回は、巷のお掃除ネタをバッサリと斬るような事を語ったのか?
それは、今回のブログで語った事を自覚した上で、
掃除の知恵を身に付けると、
本当の意味で、
“効率の良い掃除”のやり方を覚えることができるからなのです。
“効率を上げる” と、“楽にする” は、
似ているようで、まったく違います。
楽で簡単に掃除をすることは、できませんが、
今よりも効率良く掃除をすることは、絶対にできるのです。
★もしも、掃除の知恵についてお悩みの方がいらっしゃったら、
当店HPのご相談フォーム より、ご質問下さい!
ご相談は無料で行っています。お気軽にご利用下さい!
【今回の一言】
自分の心の闇を自覚し、心の闇に負けない強さを身につける。
8月3日
トクさんでした。
↑アドバイスだけではなく、お掃除を頼みたい!
そんなあなたの声にも、自信を持ってお応えします!