ココカラ=========================================================


2歳児餓死、母親に懲役7年

 

 千葉県柏市で昨年5月、2歳10カ月の長男を餓死させ、当時5歳の次女も

入院1カ月の栄養失調に陥らせたとして、保護責任者遺棄致死傷の罪に

問われた母親の無職小坂里美被告(28)の裁判員裁判の判決が24日、

千葉地裁であった。後藤真理子裁判長は「劣悪な環境に放置し続けた犯行

態様は極めて悪質で、動機も身勝手」として懲役7年(求刑懲役10年)を

言い渡した。

 判決によると、小坂被告は、長男の蒼志(そうし)ちゃんと次女がともに同年齢

の子どもの半分ほどの体重で、成育が著しく遅れていることを認識しながら、

2010年10月以降、自宅6畳和室のベビーベッド内に2人を放置した。

蒼志ちゃんが餓死する1カ月前には、手の届く場所にある段ボールが食べられ

ていることに気づきながらも放置し、蒼志ちゃんを餓死させ、次女も栄養失調に

陥らせた。

 判決は、小坂被告が、医療機関を受診させると、虐待を通報され、夫らとの生活

がバラバラになってしまうとの思いから、母親としての当然の責任を果たす努力を

何もしなかったと指摘。「(2人の子の)健全な成長を真剣に考え、誰かに相談する

などして適切な行動に踏み出すことは十分に可能だった」とした。

 小坂被告の夫、雄造被告(39)も保護責任者遺棄致死傷罪で起訴されており、

今後、千葉地裁で審理される。


( 朝日新聞デジタル 社会面より抜粋  )


=========================================================ココマデ


★この手の事件は本当に無くならないね…。


記事を読めば読むほど、

怒りを覚えるし、辛い気持にもなる。


とにかく、夫も含めて、

この2人には、適切な法の裁きを受けて欲しいと切に願います。



★今朝のワイドショー番組でも、この事件の特集をやっていた。


その番組内の再現VTRを見ていて、

「やっぱりな…。」っていう感じで着目した事がある。


それは…


部屋が汚くて、異臭を放っている。


という、一つの事実。


ワイドショーでは、夫の妻や子ども達に対する

異常な行動の影響も取り上げられているけど、


僕の観点で言わせてもらえば、


ぜひ着目して欲しいと願う、ある現象を主張したい。
その現象とは…


こんな異常行動に出る人が住む住居は、

大抵の場合、部屋が汚くて荒んでいる。



★幼児虐待やDV。


これらの事件を引き起こすご家庭は、必ずと言っていいほど

掃除が行き届いていない。


「じゃ、掃除をするように諭せばいいじゃないか。」


と言われるかもしれないが、そう簡単にいくものでもない。


どこから手をつければいいかわからないくらいに、あまりにも掃除が

行き届いていない家に住む人は、その汚れた環境に慣れてしまうもの

だという事も、忘れてはならない。


…そう。


他人から見れば汚れて異臭を放つその環境は、

本人から見れば普通で当たり前の環境なのだ!


劣悪なのが普通で当たり前の環境だから、大掃除なんてするわけがない。


汚れて荒んだ環境に居続けたら精神異常をきたす事もあるけど、

劣悪なのが普通で当たり前の環境だから、精神異常という認識もない。


劣悪なのが普通で当たり前の環境だから、

どれだけ荒んだ環境でもプロの業者さんに依頼するわけがない。


自分の子どもが空腹で元気が無くても、その表情から笑顔が消えても、

劣悪なのが普通で当たり前の環境だから、その信号に気付くわけがない。


…これが、大問題なのだ。



★このような環境に住んでいる人たちにも、このような虐待児童を保護して

くれる施設の職員の方たちにも、僕から訴えたい事があります。


ぜひ、掃除をして下さい!

ぜひ、掃除を教育として取り入れて下さい!


劣悪な環境を真っ当な環境に変えるのは並大抵の事ではできません。

それでも、真っ当な環境に変えるところから始めなければなりません。


道徳を説く前にまずは、掃除をする必要があるのです。



※当店で協力できる事は協力します。

ご連絡下さい。


ハウスケアクリニックTokunaga

TEL

06-7890-1055



【今回の一言】

環境は人生を左右する。


5月25日

トクさんでした。


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