今日はちょっと暗いブログ更新になります…
4月2日の朝、私の中学2年生の時の担任の先生の訃報が届きました。
中学卒業して2年経たないうちに同級生だった従兄弟が亡くなり、その時の葬儀に参列して頂いたきり連絡はおろか会う機会もないまま十数年経っていたんですが・・・。
先生は少し子供っぽい所もあったけど、とても面白い先生でした。
家庭訪問の時には、私の母と地元が一緒で歳も1つしか変わらない事もあって私の学校での事なんてそっちのけで地元話で盛り上がってお酒飲んで顔真っ赤にして帰ったり・・・
先生に反発したり、迷惑かけた事が今も昨日の事のように思い出せます。
訃報が届いてから、ネットで先生の名前を検索してみたんです。
多くはなかったけど、先生が働いていた学校での訃報や、携わっていた教育機関に名前が出てきて。
facebookもやっていたようだったので、検索しました。
満面の笑みで、昔より少し老けた先生がそこにいました。
昨日はお通夜に行ってきたんですが、とても多くの方が先生を偲んで参列されていました。
本当はお通夜のあと先生に会いたかったけど、やめました。
会ってしまったら、本当にもう先生はいないんだって認めなきゃいけないから・・・
届かないのは解ってるけど、facebookのメッセージで先生に
『明日会いに行くからね』ってメールしてたのにな・・・勇気がなかった。
今の世の中、こんなに便利でこんなに簡単に誰かを検索できるのに。
なんでもっと早く検索しなかったんだろう?って後悔ばかりです・・・。
人間は後悔しないでは生きられない生き物だし、もうどうにもならない過ぎた事だからこその後悔だけど・・・
明日や今度・いつかなんて、必ず来る保証なんてないですよね。
先生は、朝いつまでも起きてこないから家族の方が起こしに行ったら既に亡くなっていたそうです・・・
52歳。
まだまだ早すぎます。
旅行や趣味、まだまだやりたい事いっぱいあったと思います。
教師としても、まだまだ高い志を持って頑張っていこうと思っていたと思います。
昨日から今日を迎えたように、明日がくると信じ眠りについて。
いつ何があるかなんて解らない。
先延ばしにしてしまったら、できる保証がない。
親孝行も、大事な人達と過ごす時間も、やりたいことも。
大事な事を先に延ばしたらきっとまたどこかで後悔する。
誰かが亡くなるたび『後悔しないように生きよう』と思うのに、少しするとまた惰性で日々を送ってしまう。
大人になればいつか訪れる親の死も意識しなければいけないし、今まで以上に真剣にこれからの事を考えて行こうと思います・・・。
子供達も。
健康に育つとは限らない。
いつ事故に遭ってしまうかも解らない。
暗いブログになってしまいましたが、皆様の心に少しでも響いて頂けたら幸いです・・・。