Is it any wonder? -21ページ目

 

グレッグの新しい愛車

日本から輸入した右ハンドルの日産シルビアS15

カリフォルニア州の厳しい審査を半年以上かけて認証を受けた

その費用数万ドル

年式は2000年

なので ”25 years law” をクリアしたばかりのホヤホヤ

 

 

日本人はクルマの扱いが世界一丁寧なのは自分もグレッグもよく知っている

グレッグの前職は米海兵隊で沖縄の普天間基地でヘリコプターの整備をしていた

よって機械や電気にはめっぽう強い

このシルビアの他に日産スカイラインGT-R(R35)米国仕様を持っていて

改造に改造をしまくって出力900馬力のスペックを持っている

そしてこのシルビアも街乗り仕様ながら500馬力を目標に改造すると言っていた

 

 

自分も何か新しいオモチャが欲しいけど

そんな余裕はこれっぽちもない

 

賑やかな場所で食事をしたい時には

行き着けのメキシカンレストランに立ち寄る

 

ロスアンジェルス・ダウンタウンから程近く

地域住人の96%がヒスパニック系

そして83%の人間はスペイン語しか話せない

殺人などの暴力犯罪、自動車窃盗などの財産犯罪の発生率は極めて高い

 

ここ数ヶ月移民局の動きが派手になってから行ってなかった

 

顔馴染みの店主に

「como esta ultimament primo?」

「最近どうだい?」

「todos dejaron de salir - pinche migra way」

「クソ移民局のせいで、誰も外出しなくなったよ」

 

そんな話を聞きながら窓の外に目をやると

表通りの交通量も少ないことに気がついた

 

 

このエリアのレストランはパンデミックの時のダメージを引きずったまま

移民局捜査が始まって以来極端に売り上げが下がった

いつまでビジネスを続けられるか判らないとキッチンの奥から声が聞こえた

 

飲み干したグラスの下に20ドル札を挟んで何も言わずレストランを後にした

 

あともう少しでトワイライトタイム

 

さてビーチに帰ろう

 
夏になると一気に交通量が増える
Tin Can Beach, Dog Beach Main Beach and State beach
beach traffic
 
I'm coming home

 

昼寝から起きたら

伸びたり縮んだり

 

ここはパラダイス

 

50年代のハリウッド

 

祖父の話だと

この時代この辺りにはテーラーメイドの紳士服の仕立て屋

シルバーウェアの店、紳士靴専門店の老舗の店が並んでたらしい

 

 

今でもストリームラインのビルディングは健在

でも昔の華やかさは消えてしまった

 

 

ロッキード社が開発した高高度超音速偵察機

SR-71ブラックバード

 

製造後何十年も経過した今でもこの偵察機を上回る軍用機は皆無

高度24000メートルをマッハ3を超えるスピードで巡航することが出来る

 

子供の頃、隣に住む叔父さんがロッキードでSR-71の設計に関わった有名な技術者

何度もバーバンクにあった研究室や工場に連れて行ってもらった

 

 

 

政府、軍隊、警察関係者に囲まれて育ったきた

勉強は全くせずに大学ドロップアウト後

家系を辿った訳ではないけど米軍属として極東諸国に駐留してきた

その中で深い思い出がある沖縄嘉手納基地

その嘉手納基地に配備されていたのがこのブラックバード

 

自分には大好きな飛行機がいくつかあって

その中のひとつがこの機体

 

嘉手納基地での愛称は「ハブ」

ハブとはハブスネーク

チタニウムのボディパネルには隙間が作られていて

そこに特殊なグリースを注入し高高度超音速飛行に対処している

任務から帰還した時にはそのグリースが溶けて

真っ黒な機体のあちこちに血のような赤い筋跡が残る

まるでハブがマングースと戦った後のようだと比喩され

ハブというニックネームが付けられた

 

他の部隊の兵隊も近寄ることが禁じられていた機密情報を管理していた部隊

そのハブの部隊の兵隊仲間からの贈り物

 

 

DET1

 

 

 

SR-71 Blackbirdの開発チーム名は

スカンクワークス

これがマスコット

 

 

integrity first, service before self, and excellence

United States Air Force

 

フルレストアされたポンティアックのワゴン

 

 

内外装、エンジン全てに手を入れて蘇った

 

 

長いボディにエアサスペンションを組む

そしてフルボトムさせると余計にボディが長く見える

 

 

GM車両でシェビーと比較するととてもレアなポンティアック

ブランドイメージ的にはポンティアックの方が好きだ

 

土曜未明

ハリウッドのクラブ前の人だかりにクルマが突っ込んだ

ドライバーはこのクラブで騒ぎを起こし追い出されその腹いせにやった犯行

クルマはクラブ前の歩道のバレーパーキングのスタンドを薙ぎ倒し

周りにいた7人が危篤状態、6人重症、10人が軽症

その他7人が救急隊員に手当てを受けた

こんなバカは死刑にするに限る

 

ロスアンジェルスやハリウッドで彷徨する連中はクレージーが多い

というか大多数がクレージー

 

自分が高校生の頃の

「夜のハリウッド・ブルバード」は

フッカー(立ちんぼの売春婦)

ドランカー(酔っ払い)

ジャンキー(薬中毒者)

ディーラー(薬の売人)

それから

ポリスマン(警察官)

こんな顔ぶれだった

あの頃ハリウッドではホームレスはあまり見かけなかった

 

そんなことを考えていたら追加の情報が入ってきた

 

人込みにクルマを突っ込ませたドライバーは通行人よってクルマから引きづり出され

その騒動の中ある男がドライバーの背中を拳銃で撃ち、即座に失踪

 

目撃者の証言によると

この容疑者はヒスパニックの男でドジャースのジャケットにジーンズといういで立ち

あこひげも生やしていたとのこと

 

撃たれたドライバーは入院、手術を受けて命は取り留めたとの声明

 

その後の調べによるとこのドライバーはいくつもの犯罪歴を持ち

現在も仮釈放中であった

 

ロスアンジェルス警察の情報によると

以前重罪の暴行事件を起こし4年の有罪判決を受け

2020年1月にもオレンジカウンティの食料品マーケットで男性を襲撃した過去もあった

被害を受けたのはマーケット従業員で黒人だった

 

4年間の有罪判決が下ったのに

現在も仮釈放中であった理由は

マーケット従業員を襲い逮捕された時に

警察官が彼に権利を読み上げなかったことによる

 

その権利とは

憲法上の権利

黙秘権と弁護士を依頼する権利等

 

 

恨みで人込みにクルマを突っ込ませるクレージーもいれば 

そのクレージーを撃つクレージーもいる

自分に言わせればクレージーはクレージー

街中で人をパッと見てクレージーかまともかを判断できなければ生き延びることが出来ない

夜遊びする時はそれなりの覚悟が必要

 

 

太陽が追いかけてくるのでパームツリーの後に隠れる

逆光が強すぎて露出が追いつかない