2回目の鍼灸治療では、鍼だけではなくお灸もやってもらったようだ。 

「代替医療のトリック」という本では、鍼灸治療をはじめとした代替医療は全部、無効(デタラメでインチキ)と記述されているらしい。 
この本はまだ読んでいないが、それに対する反論が記述されているものがある。 

「代替医療のトリック」に応える 
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam/60/4/60_4_656/_pdf 

「鍼にはプラセボ効果を上回る効果はない」とのくだりは逆にとても期待を抱かせられるものだった。 
当然、治療する側にとってはEBM(Evidence-Based Medicine:根拠に基づく医療)であることが重要なのだろうが、治療される側としては、EBMであってもなくても良くなることがすべてであり、プラセボ効果であってもいいわけである。 
鍼灸治療にプラセボ効果があるのであれば、やらないよりやったほうがいいと思う。 
それによって別の機会が失われるのであればそれとの比較になるが。 

上記論文では、結言のところで、「鍼はプラセボ効果(自然治癒力)を非常に高めることができる治療法である」とまとめられている。
自然治癒力というのは太い縄に見えるワラのようなので、なんだかわからないけど、とにかくよくなる、でいいと思う。
 
この著者の治療を受け続けて状態やQOLがどのように変わってくるか、見守りたい。