ネットでいろいろと調べてみた。
鍼灸治療によって腫瘍が小さくなったり、消失したという事実はない。
人間の体には2000ヶ所を超える「ツボ」があって、心身の健康を司るエネルギー「気血」の通り道「経絡」の上に点在している。
この経絡を気血がスムーズに流れていれば健康を保てるが、逆に滞ると変調をきたし、病気になる。
そこで、症状にあったツボを鍼で刺激し気血の流れを整えると不調が治る。
科学は客観的な根拠から成り立っているが、上記のような記述は経験的な事象を表現しているものであると思う。
西洋医学>東洋医学のイメージがあるのはこの違いのためで、東洋医学(漢方、鍼灸など)でがんが治るとはほとんどの人は思っていないだろう。
ただ、西洋医学でもがんが治るのは切除手術だけという点ではイメージほど差はないように感じる。
鍼灸治療は、治療自体は科学的根拠によって成り立ったものではないが、科学的根拠によって保険適用になっている。
神経痛、リウマチ、腰痛症、五十肩、頚腕症候群、頚椎捻挫後遺症である。
わたしも腰痛で鍼治療を受けたことがある。(痛くて耐えられなかった)
来し方行く末は決まったレールがあったとしても誰にも分らないことで、経験された事柄から見いだされる先人の言葉はとても参考になる。
中国4000年の歴史に培われた鍼灸を試してみたい。
ネット上に以下のような記述があった。
鍼灸治療は体力の増強、免疫力の拡大、精神的な安定、良質な睡眠、血液の循環促進、等を目的に治療が行われる。
星野先生の総合医療の本でも補完治療として鍼灸治療の記述がある。
1回の施術で効果がないときは、別のところで、鍼灸を試したほうがいいらしい。