RailsアプリをPassengerにデプロイ(1) | サーバーエンジニアのスキルアップ日記

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サーバエンジニアがレンタルサーバーを使って試行錯誤しながら各種サービスを動作させ、スキルアップする日々を語ります。

RailsアプリをPassengerにデプロイする方法を確認しています。今日は、前提条件などです。

下記オンラインマニュアルを参考にしました。
『Phusion Passenger users guide, Apache version』


4. Deploying a Rack-based Ruby application (including Rails >= 3)

・Passengerは、Rackインタフェースに従っている任意のRubyウェブアプリをサポートする。

Rackは、RubyをサポートしているWebサーバーとRubyフレームワークとの間の最小限のインタフェースを提供。

・Passengerは、Rackアプリのディレクトリ構成が事前に想定されたレイアウトになっていると仮定しています。

Rackアプリが/webapps/rackappディレクトリにある場合、下記構成になっていると仮定する。

/webapps/rackapp
|
+-- config.ru
|
+-- public/
|
+-- tmp/


①config.ru
 Rackアプリを開始するRackupファイル。アプリを初期化するロジックを含む。

②public/
 Webで公開する画像やスタイルシートなどの静的ファイル

③tmp/
 restart.txt(アプリをリスタートさせる)に使用。


※RACK_ENV環境変数

Rackアプリが実行されている環境のデフォルトのRACK_ENV環境変数は、"production"になっています。"RackEnv"設定オプションの値で変更する事が出来ます。
Ruby on Rails環境構築ガイド/黒田 努

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