リブログ記事きたそうくん
浜松市にある浜松北病院では、患者の交通アクセスとして無料送迎バスを運行しています。以前このバスに希少な小型バスが使用されていました。浜松北病院日野ポンチョ(年式不詳)浜松北病院(公道より撮影)2009年12月21日初代ポンチョは2002年〜2005年の3年間で90台限定生産品で生産された純国産の小型ノンステップバスです。当時の日本の小型バスでは不可能だったホイルベース間ノンステップを海外商業車の機器を流用しました。当時はフォルクスワーゲンやルノー、メルセデスベンツからの輸入商用車が輸入されましたが、故障が多い上に構造が複雑で国産低床小型バスが絶望されていました。静鉄ジャストラインや伊那バスなど営業運転に供された初代ポンチョもありましたが登場から15年を経過して近年では初代ポンチョの話も聞かなくなりました。以前伊那バスで活躍した初代ポンチョの記事がありましたので詳細につきましては下記記事をご覧ください。浜松北病院は旧浜松市と浜北市の市境に近い場所にあり遠鉄バスが運行されていますが浜松北病院への利便性は決して良くはありません。遠鉄バス:浜松北病院(平日上り)笠井上町5:47ー浜松北病院5:55ー浜松駅6:28さぎの宮・中田町経由笠井上町6:31ー浜松北病院6:39ー浜松駅7:15さぎの宮・東海染工経由(イオン寄らず)笠井上町8:23ー浜松北病院8:31ー浜松駅9:17さぎの宮・イオンモール浜松市野・東海染工経由笠井上町9:47ー浜松北病院9:56ー浜松駅10:44さぎの宮・イオンモール浜松市野・東海染工経由笠井上町15:47-浜松北病院15:56-浜松駅16:44さぎの宮・イオンモール浜松市野・東海染工経由遠鉄バス:浜松北病院(平日下り)浜松駅8:40ー浜松北病院9:20ー笠井上町9:32東海染工・イオンモール浜松市野・さぎの宮経由浜松駅9:10ー浜松北病院9:51ー笠井上町10:03東海染工・イオンモール浜松市野・さぎの宮経由浜松駅8:40ー浜松北病院9:20ー笠井上町9:32東海染工・イオンモール浜松市野・さぎの宮経由浜松駅11:00ー浜松北病院11:43ー笠井上町11:55東海染工・イオンモール浜松市野・さぎの宮経由浜松駅18:00ー浜松北病院18:46ー笠井上町18:59東海染工・イオンモール浜松市野・さぎの宮経由遠鉄バス:浜松北病院(土日上り)笠井上町8:50ー浜松北病院8:58ー浜松駅9:43さぎの宮・イオンモール浜松市野・東海染工経由遠鉄バス:浜松北病院(土日下り)浜松駅9:10ー浜松北病院9:47ー笠井上町9:58東海染工・イオンモール浜松市野・さぎの宮経由浜松北病院では、利用者の利便性を図るため無料送迎バスを3方向へ運行しています。東回りは笠井・豊町方面、北回りは橋爪・西ヶ崎・中条方面、南周りはさぎの宮団地・長上・天王・市野・大島方面を回っています。かつて浜松北病院には遠鉄バスが1時間に1本程度運行されていましたが2003年以降減便が行われたため同病院では無料送迎バス“きたぞうくん"の運行を開始しました。浜松北病院 きたぞう運行時刻表(病院HPより)運行に際して導入されたのが、全国で90輌のみ生産された日野(初代)ポンチョでした。浜松北病院日野ポンチョ(年式不詳)浜松北病院(公道より撮影)2008年7月13日🔵日野(初代)ポンチョ諸元一覧🔵型式 ポンチョ製造初年 2002年寸法(長×幅×高) 5,770 × 1,995 × 2,830(㎜)ホイルベース 3,700㎜ 車輌重量 2,700kg車輌総重量 3,700kg定員 20名(座12 +立7 +乗1)エンジン SOFIM HDI (93kw[127PS]/3600rpm)その後、三菱エアロミディ(ME)に代替されて現在では日野(二代目)ポンチョが活躍しています。浜松北病院日野ポンチョSDG-HX9JHBE(年式不詳)灯火類の特徴やAT車のショートボデーなのでSDG-HX9JHBEと思われます(公道より撮影)。