遠征のススメ「桑名篇」
四月に入り、桜の一際の興隆も静まり、その儚くも細胞或いは量子レベルでは人類有史以上の大河物語が紡がれている間も、取り立てて目ぼしいイベントもなく、平穏なれど、物足りない日々をNGPサポーター達は過ごしているかと思われます。
ファンの大半が首都圏に集中しているのは、紛う事なき事実だと思われますが、今週末、三重の桑名にて公開録音が行われる(握手会アリ)らしいので、これを機に如何でしょう?また、東海・中部地方の方々は小旅行気分で足を伸ばしてみてはどうでしょうか。
個人的に、遠征の醍醐味は?と問われるならば、「付加価値」と答えるでしょう。
社会人であれ、学生であれ、程度の差はあれ、趣味を旅行としてる人でない限り、長期間の休みくらいしか遠出はなかなかしないものです。ところが、遠征をすれば旅行ついでにポ…いやいや、ポッシボーのイベントついでに普段なかなか口に出来ないもの、目にしないもの、耳に届かないものを体感出来るのです。松江は日帰りだったので宍道湖を見ただけですが、別府では関サバ・関アジに温泉巡り。今治ではじゃこ天・さつま・鯛めし・今治造船所。博多では…何食ったっけ??
交通費の捻出が辛い方もいると思われますし、なるべくそこにお金を使わないで行きたい人もいるでしょうが、このblogの過去ログで「ドケチ遠征のススメ」という頁がありますので、参考にしてみて下さい。かなり使えます![]()
http://ameblo.jp/hbaghc/entry-10222263742.html
さて、今回の「桑名」はほぼ一年ぶりで、”ベスト10に入りたい”ツアーの中日にイベントを行ったところです。前回は天候も思わしくなかったので、観光も出来ず終いですが…?今回も天候が悪いの…か![]()
とりあえず、以下、個人的に行ってみたり、食べようと画策しているものを列挙してみました。
ハマグリ
「その手は桑名の焼き蛤」
…と由緒が正しいも正しくも無いが、江戸時代からある駄洒落にもあるくらい、有名なものですが、最近は漁獲高の減少で、なかなか口に出来ないものになっているらしい。三重県出身の知人に聞いたところ(本人は行った事ないらしいが)、有名なのは「船津屋」で、かの『歌行燈』(泉鏡花)の舞台になったとこらしい。
個人的にはそれよりも我が心の師(の一人)池波正太郎の『散歩のとき何か食べたくなって』での記述の方が馴染み深い。
前述した様に漁獲高が減っているので、必然値段も高騰になる。池波正太郎もその著作の中で、「いまの蛤は、何しろ高い。」と昭和52年当時に語ってるくらいなので、現代は言わずもがなである。
取り合えず、10000円~20000円くらい出せれば「船津屋」か「日の出」で「蛤らしい蛤」が食べられるようです。
地の蛤なら木曽三川河口に生息しているので、春になり、溶けた雪水が運ぶ山野の栄養分が流れ込んでいる時期だと思うので、食すには丁度いい時期かも…と適当に書いてますww
六華苑
桑名という土地そのものに準拠しないものですが、”日本の建築界の母”(男性だが)コンドルが設計した和洋併置式邸宅です。
明治44年着工~大正2年竣工とあるので、晩年期の建築です。
初期コンドルと違い、中期・後期は邸宅を中心とした仕事になっていき、また作風にも変化があらわれるのですが、コンドルの和と洋の混交という試みがどの様な遍歴を辿って行ったのか一つの資料として見てみるのも、面白いかもしれません。個人的には門外漢ながらも混迷を極めたなぁ、という感想なのですが。
七里の渡し(跡)
お伊勢さんに参りに東海道から入るための入り口として栄えた桑名の有名な渡船場跡です。
在りし日の栄えた景色を時間の末から想い起こすのも一興かと思います。薬師寺の西塔や平城京の朱雀門の様に当時の資料を掘り返し、実物として再現するのではなく、法隆寺の若草伽藍から想いを馳せるのが現在という時間に生きる人の特権と文化的成熟というものではないかと思います。…まぁ、ちょっと調べないと、想像するにもとっかかりがないですがw
青銅鳥居
「勢州桑名に過ぎたるものは銅の鳥居に二朱女郎」
褒めているんだか、貶してるんだか分からないですが、桑名宗社の鳥居で、鋳物・鉱業の地としての象徴的建造物となっている様です。鳥居なので、シンボリズムとしての意味合いが違うのですが、おいておきまして…近くに一目連神社(祭神・天目一箇神)があるので、関連してそちらにも行ってみたい。
ちなみに二朱は二朱金の事で、大体8個で一両換算らしい。現代の価値の相場に変換するには、基準がむつかしいらしいので、どのくらい高いのかよく分からないですが。
…とまぁ、自分の興味があるところをピックアップしてみただけですが、食べ物も観光名所もまだまだありますので、ポッシボーのついでに色々と見聞を深めたり、旨いものを食べれる遠征ならではの醍醐味を味わってみては如何でしょう。
主客の逆転が起こってしまったりもしますが、そこはご愛嬌でww