今まで、剛毛と言葉が似合う人物と言えば彼しかいないと
思います。
それは大学の時の同じゼミの友人でした。
というのも私自身が比較的毛深い人間である種のコンプレックスがあったのです。
しかし、この同期と会った瞬間に、そのコンプレックスが
一気に吹き飛んだのです。
というのも彼は、長袖のシャツからもゴワゴワとした毛が
袖からはみ出していたのです。
今でこそワイルドの象徴かもしれませんが
当時は脱毛症してでも綺麗なスタイルがもてはやされた時でした。
大学のゼミのコンパで仲間と飲みに行った後もそうでした。
終電に間に合わず、同じゼミ生徒の家に泊まることになりました。
その時も男同士なので上半身は裸で寝てしまうわけです。
その時も彼の剛毛には仲間の中で驚きでした。
なんと言っても胸毛はもとより背中まで毛がびっしりと生えて
いるのですから。
まるで猿人と呼ぶにふさわしい格好です。
よく見れば力強く感じるし、ある意味、動物的な出で立ちで
一緒に歩いていると動物園の中にいる気分でした。
