NAGバルブと他の内圧コントロールバルブとか減圧バルブを一緒にしないでほしいなー。

 

質問があったので書きます。

 

NAGバルブは壊れへんし、オーバーホールも必要ないし、自己クリーニング機能もついてるから何もしなくてもいいんです。

 

NAGバルブがこの世に誕生してから、コピー品や同じ目的の製品がたくさん出てきましたが、今でもNAGバルブが、他製品に比べ、突出した性能と、耐久性を持っている事について少し話したいと思います。

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過去に書いたブログから重要な事と、その当時よりさらに進化しているので、そのへんも含めて書きたいと思います。

 

NAGバルブとは、エンジンヘッドからエアクリーナー側に伸びるブローバイホースの間に取り付けるバルブで、エンジンの内部に発生する圧力を調整し、弱負圧に保ち、エンジンの回転抵抗を減少させ出力の向上を図ったパーツです。
この手のバルブを、内圧コントロールバルブといいます。

 

通常、エンジン内部は正圧で大気圧よりも高い状態にあり、ピストンやクランクシャフトなど動いているパーツに圧力がかかって、圧力による抵抗が大きいく動きにくい状態です。

NAGバルブはエンジン内部を弱負圧に保つためのバルブで、圧力による抵抗を少しでも減らしてやるのが目的です。

 

その効果は大きく、抵抗が少なくなった事で回転の上がりがスムーズになります。

スーっと車が前に進む感じで、感覚としてはエアコンを入れたときと切ったときみたいな感じ。つければ今までよりもアクセルを踏む量が少なくなります。
当たり前ですが、車が速くなりますよ。
アクセルの踏み込みが少なくなるので、燃費も良くなります。エコです。
販売当初、数人のお客さんに協力してもらい、数ヶ月間走行距離と燃料の使用量の記録をとってもらい、すべての記録の平均した結果が1リットル当たり1、2キロの距離の伸びがありました。
いちばん伸びた人は、1リットル当たり2キロ近く伸びた方もおられました。
これはなかなかすごい数字だと思いますよ。

エンジンの回転抵抗が減少したという証拠に、エンジンブレーキの効きが少し弱くなります。
エンジンブレーキは、エンジンの回転抵抗でかけているブレーキなので、エンジンがスムーズに回ればエンジンブレーキも弱くなります。

これがジムニーにはめちゃいいんですよ。ジムニーはトランスファーというものがあり、他の車に比べてギアが多いんです。だからギアの抵抗も大きくて、アクセル離したとき減速しすぎ。エンジンの回転抵抗が減ってエンジンブレーキの効きが弱まって乗りやすくなりました。

 

 

NAGバルブの効果についてはこれぐらいとして、今回いちばん言いたいのは耐久性の事なんです。
 

うちの広告で、NAGバルブは壊れません。って書いています。
って事は、他のバルブは壊れるの? って事になりますが、壊れるものが非常に多いです。

どれが壊れるかは言えませんが、NAGバルブのようなフロート式のバルブは壊れにくいです。

 

○○○バルブ式はいずれ壊れるのでオーバーホールが必要になったりします。

通気口を蓋をしているパーツが、ブローバイガスというガソリンの蒸発ガスにやられて変形したり、何万、何十万回という開け閉めで割れたりします。

外から見ても壊れてるかはわからないです。分解してみないと。

気になる方は、まず外して、両方から息を吹いてみてください。
ワンウエイに近いバルブなので、片側からは通りますが、もう片側からはほぼ通らないのが正常です。はっきり差があります。壊れているのは、両側からスースーに通ります。
それができないタイプのは、分解してみてバルブがちゃんと閉じているか確認してみてください。閉じていれば、まだ壊れてはいないです。
徐々に効きが薄れていくので、気づかないうちに壊れてた。ってのが多いです。
NAGバルブ以外の内圧コントロールバルブを使っておられる方は、一度チェックされたほうがいいですよ。

 

NAGバルブはフロート式のバルブで、フロートはかんたんに変形したりするようなヤワな物ではありません。
もちろん耐油耐熱の材料を使っています。

ハンマーでどつかない限りは壊れません。
 

そして、さらにプラスして、
NAGバルブは、バルブ内部を常にクリーンに保つための機能があり、内部にブローバイガスや液化してしまった水分が溜まらない構造になっています。

数年前のNAGバルブは、NAGバルブ本体からホースを出してPCVバルブに繋げないといけなかったのですが、今のはそんな事をしなくてもクリーニングできるようになったので、装着が楽になりました。

 

内圧コントロールバルブ内部にブローバイガスや水分が付着してしまうと、それらが混ざり合ってエマルジョンというマヨネーズみたいなネチャネチャした物質ができてしまい、バルブの動きを鈍らせてしまったり、バルブを変形させてしまい壊してしまいます。

バルブの動きが鈍ると、圧力に対して動きが悪くなるので、ちゃんと圧力コントロールできないので、性能は無いに等しくなります。
もしバルブを閉じる側で固着してしまった場合は、エンジンの内圧が上がりすぎて、オイルが燃焼室内に流れ込み、マフラーから煙がモクモク、オイルシールからはオイル漏れが起きてしまいます。

あと怖いのは水がバルブ内に溜まってしまっている場合。
冬の季節、氷点下になる地域では夜のうちに凍っています。
エンジンをかけてもすぐには溶けません。
凍った状態ではバルブが動かないので、もしかしたら上記のようなヤバイ事になるかもしれません。

 

でもNAGバルブは、クリーン機能がついているので安心です。
年中安心して使えます。
メンテナンスフリーです。
壊れません。


内圧コントロールバルブの装着に当たって、発せしうるトラブルを未然に回避するために考えられて作られたのが、NAGバルブシュパーブです。

やはり、内圧コントロールバルブの第一人者、NAG.S.E.Dが作ったNAGバルブは別格です。

当社はジムニー用NAGバルブの販売代理店です。



 

JB23、JB43、オイルキャッチタンク用 30000円税別

JB74用 35000円税別

JB74でオイルキャッチタンクを装着されている方は30000円の方になります。

JB64はオイルキャッチタンクを装着していたらNAGバルブ装着できます。オイルキャッチ未装着車用もありますが、取り付け方法上どうしてもオイルが滲んでくるため今は販売していません。



では。