けっこう聞かれることが多かったんですが、先日JB74のハイスペックコンピュータークレバーの事を書いてから、さらに増えました。
JB74のターボってどうなの?
私の答え
費用さえかければ、エキマニやタービン、パイピングなどのパーツを作ることは簡単ですが、最大の問題はそれを制御するコンピューターです。
現段階では、純正コンピューターをチューニングしてターボ化したエンジン制御するのは無理。
JB74のコンピューターはかなり厄介で、ターボ化に伴う容量の大きなインジェクターの制御、ブーストがかかったときの燃料の調整など、JB74の純正コンピューターを書き換えて制御するのは不可能です。
今、JB74をターボ化したいのであれば、エンジンの制御はモーテックやリンクなどのフルコンを使用して制御を行い、エアコンなどの快適装備は純正コンピューターで制御するなら可能です。
ただすぺての機能が純正と同じように働くかは不明です。たぶん無理だと思います。
なぜ純正コンピューターがこんなにチューニングしにくい、できない部分も多いかというと、
すべて、環境問題、燃費の向上を狙っているからだと思います。
どうにかできないものかと日々純正コンピューターのデーターと格闘していますが、なかなか難しいです。
そもそも、こちらがやりたいチューニングをさせてくれないコンピューターなのかもしれません。
そうだったら、いくらがんばってデーターと格闘しても不可能です。
というのが、ターボ化に対する現状です。
でも、なんとかしたい。
当社もターボ化にはすごく興味がありますし、可能ならば完成させたいと思っています。
なので、追求し続けます。
写真はJB43で、ターボを装着したエンジンです。
そういえば、JB43でも純正コンピューターでターボを制御するのは不可能でした。
燃料の増量はできるけど減量ができなかったので、社外の大容量インジェクターを使用しアイドリングと低回転の制御ができませんでした。
というむずかしいJB74コンピューターですが、先日発売させていただいた、JB74ハイスペックコンピュータークレバーは、装着いただいたお客様の評価はかなり良く、JB74はまだまだ乗っておられる方が少ないながら売れ行きも良くなってきています。
トルクとパワー、かなり上がりました。
問題のスロットリミッターの制御もできました。
体感します。速くなります。
是非お試しください。
では、