今回も、公開されてないあらすじにはあんまり踏み込まずネタバレにはならないよう感想をば
個人的なこだわりで1公演1回のみと決めて初見で挑むもんで、短期記憶力が欠損している脳ミソでは時間がたつと不確かになってるけど思い出しつつ
見れてない箇所はおとなしく円盤を待ちます。
さて、今回は人間キャストさんや敵さん、舞台セットの感想を。
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先ず、『幕末天狼傳』を見てから今回の公演を見た方がいいというのが前提。
前回の『つはもの~』でも複雑な足場のセットでしたが、今回は一歩間違ったらかなりヤバイセットですねハラっとしますし、大きな音が苦手な方はご注意です。
激動の幕末を表現するスピードのある舞台セット
あまりに動くので、おばちゃんが見た公演は初っぱなから兼さんが暗転とともに躓いていました……あれ危険マジ危険
おばちゃんの角度からだと、?アレ兼さん暗転で走ったら音だしてもた?と一瞬思ったのですが他の角度から見たら躓いていたようです。
暗転の移動って怖いよな…………
それが今回複雑なセットの中でかなりあるのでヒヤヒヤの吊り橋効果と悲しいストーリーとが合間ってかなり心理的にも効果抜群の舞台となっているのではないでしょうか。
分かっているが、泣いてまう。もう泣きに行っているようなもんか、とさえ思う。
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それでは個々の感想を前回までと同じように一言二言三言?で。おばちゃんがどこを見てたのかこれで分かります
土方歳三 前回までの近藤さんに少し甘えた歳さんはなく、会津→函館戦争で戦死するまでの晩年の歳さん。相変わらずユーモアがあって人に好かれている歳さんです。近藤さんや沖田くんが居なくなり、どんな戦いになるか分かっていても筋を貫く姿を我々は見届けないといけません。とにかく涙お覚悟です。
島田魁 途中から新撰組に入隊した歳さんの最期を知っている明治時代半ばまで生きた人です。当時としてもかなりデカイ180㎝150㎏以上やったとか。大柄な役者さんがキャスティングされてて、さらに歌うまなので迫力あります。新撰組に詳しい人以外はあの人だれ?となるかと思いますが、知って見るとより話が入ってくるかと。後世に新撰組の史料を残してた一人です。
中島登 新撰組の隊士で維新後も生きた人です。新撰組に詳しくない人からするとこの人もだれ?だと思いますが、諜報活動や近藤さん捕縛から奪還する役目を担っていた重要人物です。土方歳三の最期までついて戦い生き残った後は投獄されてますがその時に描いた新撰組の『絵』が現在史料の一つとなっています。『絵』というキーワードが繋がれば少し本編も楽しめるのではないでしょうか。
榎本武揚 歳さんからただの天才と言われる天才。蝦夷の地に新たな国を作ろうと土方を率いた人物。後に明治政府で数々の大臣を勤める人物です。京都伏見区淀の鳥羽伏見の戦いの野戦病院となった長円寺さんの入口にはこの方が贈った石碑が残っています。(このお寺には兼定・国広・安定の供養刀あります。非公開)
歌うますぎて途中からレ・ミゼラブル見てるのかな?と思ったらほんまにレ・ミゼラブルの人でした。
淀 長円寺@chouenji1私自身 ミュージカルは見たことがないので、どのようなお話かは知りませんが、長円寺とも縁あるお方の名前があると うれしくなります。 写真は榎本武揚より頂いた供養碑です。 https://t.co/ElJEBdc9l1
2018年04月14日 22:49
敵さん いつも敵さんのアクロバティックな戦闘が好きなんだけど、それに加えて今回の敵さんはちょっと可愛い。演出上おばちゃんの前の通路で戦闘してたんだけど、ちらりと見えた目元が男前でちょっと得した気分になりま←
(京都市四条河原町通り沿いの近江屋跡↑)
むっちゃんは龍馬が亡くなる瞬間もその手の中にいたのに、龍馬さんの死をどうやって乗り越えたのでしょうかね。
活撃のむっちゃんも何処か達観してましたし。もしかしたら平和ボケした人間の短い一生の間では乗り越えるなんて無理なのかもしれません。
未来を見て周りを明るくさせる性格は、坂本龍馬のポジティブな気質を受け継いでいるとは思いますが、陸奥守吉行という刀を間近で見ると分かりますが力強い真っ直ぐな刀です。
え~ゴホン
も、ど、し、て
これまでの刀ミュ作品見て思ったけどもしかして初期刀になりうる5振ってとてつもない底力秘めてる子達ばかりなのでは?と今後にも期待です。
1部の内容は、楽しいはずの2部にまで引きずるので、情緒コントロール不可です。
今回のお話は最後の最後のカーテンコールが終わり元の生活に戻っても暫くずっとお覚悟ですね
それでは次回、1部を引きずったままファンサをうけると人間はどうなるのか、2部パートの感想を書いて終わります。
つづく