私は大森靖子ちゃんが大好きだ。
「大好き」と言う言葉だけでは物足りない。
ほかのアーティストとは違い「大森靖子」というカルトのようなものだ。
私はそのカルトの一信者にしかすぎない。
とびきり可愛くもなければ個性もなく、得意なものもないありふれた存在の私に「大森靖子」の歌は時に優しくもあり突き刺すような衝撃を感じるものである。
今までの人生のなかで数えきれないほどの感情を抱えてきたが、私にはこの感情を表せる言葉を知らない。
1mmたりとも自分のことを話せず日々もどかしい気持ちと、寂しく虚しい気持ちで抜け殻のような生き物であった。
そんな私に「きゅるきゅる」という曲は衝撃そのものですべての歌詞が胸にグサグサ刺さり号泣した。
歌詞だけでなくMVの世界観がとてつもなくピンクであふれており、「大森靖子」にとっての「女の子」のイメージがはっきりと伝わってくる。
ピンクまみれなのにものがごちゃごちゃしておりリアルな女の子の世界が見えてこんなに思想が一致している人と初めて出会ったと思ったとある高校生という人生の季節であった。
大森靖子の歌があるだけで自分の人生が価値あるものだと思えた。
何も個性のない自分だからこそ刺さったのかもしれない。
どんな感情もどんな考えもこの人のうたですべて肯定される。
それで私は今日も生きている。