衆議院補欠選挙が昨日行われました。結果は皆さんがご存じの通りです。それを受けて本日の朝、テレビ各局のワイドショーは、今後の政局、岸田政権の行方、解散時期などの話を盛んにしていました。私は少し違う気がしてしょうがありません。それは今回の選挙の結果などを踏まえて、それでも今の政治、その仕組みがこれからも続いていく、という考え方で多くの人が話していることです。

現在、日本の国会では、自民党の一部の派閥が興した裏金作りに端を発した政治資金改正法の議論が行われています。それがどのような形に納まるのかを国民は見守っています。

どうでしょう、今までなら国会でとりあえず討論はなされるでしょうが、最終的には多数決という方法に持ち込まれ、結局自民党、公明党などの与党案が、修正はしたとしても、採用、ということになるのでしょうか。

今回は各党がそれぞれに法案を提出されていて、それも分かりやすい形で報道もされているので、国会中継を見られなくても私たちも意見などを考えることが容易に出来ます。

このまま従来通りの多数決という形でのとりまとめには、とても惜しい気持ちがあります。

各党、それぞれの案に対しての評価は避けますが、どうでしょう、国民もかなり関心を持つ法案です。私たち国民の声が反映されて当然の法案です。

そこで私は今回の政治資金改正法案に対して、是非国民投票という形で国民の総意を問いて欲しいのです。

新聞などで各党の案、令和新選組も含めたものを掲載して、それに対しての票を国民、ただし成人以上でパソコン、スマホなどでネット投票という形をお願いしたいのです。そしてそこにはマイナンバーカードによる身分証明を責任の所在という形で、照会の承諾を法的な形で取り決めて行う、という方法はどうでしょう。

この様な形で行なうことは、それほど経費も必要とせず、また時間や人、労力などもあまり考える必要もなく、現在の日本では難しいことではないでしょう。

このような形で国民投票がなされることで、国民一人一人の政治に対する関心が高まることにもなります。

現在日本では、様々な問題を抱えていて、どうしても今の政治の仕組みでは良い解決という方向に向かうことが、時間などの問題で難しくなってきています。

皆さんで考えてみてください。